2002年10月の一覧
個人商店
日曜日から、大磯の弟のところに父を連れて行っていまして、
今日のお昼に戻って来ました。
大磯・・・はじめて行ったのですが、
横浜から電車で西に40分ほどの、
海と山に挟まれた、のどかで小さな町でした。
数日過ごしてみて驚いたこと・・・
この町には大きなスーパーや、
ショッピングセンターってものがないんです。
そのかわり、個人商店が頑張っていて、
お豆腐屋さん、かまぼこ屋さん、八百屋さん、魚屋さん・・・
などなど、なかなかいいんです。
どこもとっても小さな店なんだけど、
こだわりのものが並べられていて・・・
お豆腐も、かまぼこも、魚の味噌漬けも、美味しかった~~!
最初は大きなスーパーがないって、不便だなーと思ったんだけど、
こうして一軒一軒買い物をして歩くと、
作ってる人の顔を見て買い物をするのっていいな・・・
そんなことを思いました。
広島ではこういう個人商店、少なくなりました。
(特に私が住んでいるあたり・・・)
なんか、便利さと引換えに、大事な物を失っていっているような・・・
で、当さわだ商店・・・3日もお休みさせてもらいましたが、
今日の午後から再び開店(?)致しました。
顔の見える、そして気持ちの通じるレッスンをしないとね・・・
がんばろー!
広島南ステップ
今日は広島南の初ステップ・・・
うちの生徒も何人か出るのでそのお手伝いに行ってきました。
ここを主催する広島南ステーションの代表は
私の、音高、大学時代の同級生です。
こうした、楽器店やメーカーとは一切無関係の個人の先生が主催できるのも、
このステップの大きな魅力です。
発表会以上の、他の先生をも巻き込んだ、
こう言った大きなイベントを個人の先生がするってこと、
なかなかできないですよねー・・・
これをご覧の全国のピアノの先生方・・・
このステップステーションって
どこでも、どなたでも立ち上げる事ができるんですよ。
個人の先生でも良いし、何人か先生が集まって立ち上げても良いし・・・
どんどんこう言う、草の根的なステーションが増えていけば、
ステップももっともっと大きな広がりが出てくると思うのですが・・・
で、2日間開催の広島南ステップ、
初日の今日は午後6時からのスタートと言うことで
中高生の参加者が多かったです。
懸命にピアノに向かう若者の姿は、うつくし~~い!
「つまんねーなー・・・なんか面白いことねーかなー・・・」
と言わんばかりに、コンビニの前にたむろしている若者と、
同じ時代を生きている子とは思えない・・・
いいな~、やっぱり・・・
若者のひた向きな姿って・・・
たー君・・・
神戸に越していった、たー君のお母さんからお電話を頂きました。
広島と同じく、むこうの小学校でも普通学級に編入できたものの、
やはり周りの無理解、偏見もあるようで、
親子共々かなり辛い思いをしているようです。
その辛い日々の中、学校から帰ると
たー君は毎日毎日ピアノに向かっているとか・・・
きっと彼自身が1番癒される時間なのでしょう。
先日初めて、レッスンを引き継いで下さるさとう先生のお宅に行き、
この半年間のレパートリーをたくさん披露したそうです。
「すごいねー、たー君上手だねー、えらいねー・・・」
と言う言葉をたくさんたくさんもらって、
親子共々この数日間の辛い日々が吹っ飛んでいった・・・
とおっしゃっていました。
今日やってきた小1の男の子・・・
「ピアノなんて大嫌い!
家で練習せんといけんからめんどい!大嫌い!」
と毒づくのを、何とかかんとかなだめながら・・・
一週間が待ち遠しくってしょうがなくって
どどどどー・・・と階段を駆け上がってくる
あのたー君の姿を思い出しました。
11月の神戸東のステップ、
たー君も初参加してくれることになりました。
「ぼくね、ピシッとお辞儀をするんだ」と言って、
何度もお辞儀の練習から繰り返してくれているそうです。
ステージに誇らしげに立つ
たー君の姿・・・楽しみだなー!
またまた涙腺が決壊しそうです・・・
昨日の日曜日・・・
昨日の日曜日は、来春音大を受験する生徒を連れてある先生のお宅へ・・・
その先生は、主に受験生を中心にレッスンされている先生なので、
試験曲のチェックもだけど、2次志望を決めかねていることもあり、
いろいろな各地の音大の受験状況などもお聞きする予定で伺いました。
日曜日の朝と言うことで、あまり早めに行ってもご迷惑だなーと思い、
先生の家の近くのコンビニで少々時間を潰し、
ジャストの時間に「よし!」と呼び鈴を押したのだけれど・・・
あれ?出て来られない・・・
待つことしばし・・・結局待ちぼうけでした。
夕方その先生からお電話があり、
「手帳に書くのを忘れててうっかりしてました~!」
との事・・・
ま、エライ先生にお世話になるときに、こういう事や、
レッスンルームに通されても延々待ち続けるってことよくあるので、
あんまり腹も立たないのですが・・・
結局半日無駄に潰したけれど、唯一良かったことは・・・
この生徒に対しては、この春くらいからほーんとうに厳しく接していて・・・
ここを見てくださっている方には、想像を絶するほどでしょう・・・
あまりに受験を甘く見てる彼女をどうにかせねばと言う思いがありまして・・・
そんな状態じゃ、何も教えることはない
帰んなさーい!と帰したことも何度か・・・^-^;
きっと彼女が来る時間には、顔つき変わっていたわ・・・私・・・
で、レッスンの時はずっとそんな状態だったのですが、
先生のお宅の前で2人してぼーーっと立ち、
しばらくいろいろな話・・・
彼女の志望校に対する思いとか、2次志望についてだとか、
大学の講習のときに知り合った友達とメールで情報交換してるとか・・・
そんなことをぼそぼそと話すことができ、
彼女と共にこれから数ヶ月戦う上で、
とても有意義な時間を持つことができました。
ピアノが無いところで生徒とこんな風に過ごすのも、
時には大切なのかも・・・・
でぇ~~・・・・
帰ってから午後は、やっとやっとの「衣替え」
は~・・・我が家はやっと秋冬物、勢ぞろいしました。
これってよその家より1ヶ月は遅いか・・・・
夫よ父よ、許せ!
仕事の上ではわりとシビアな私ですが、
主婦としては超ーーールーズです。
誰か主婦業代わって!
みーちゃんの発表会
今日はみーちゃんの初めての発表会の日・・・
彼女は音大を卒業した後、
大手の音楽教室に1年間勤め、
この春そこを辞めてフリーになって
今回初めて自分の教室の発表会を
1人で主催したのです。
「初めての発表会は先生に絶対に来て欲しい・・・」
という熱烈ラブコールを頂き、
私も本当に楽しみにしていました。
1ヶ月前くらいから「〇〇はどうしたら良いですか?」
と言う質問のメールが何度も届き、
彼女の初発表会を成功させようという意気込みが
私にもひしひしと伝わって来ていました。
会場に着くと、可愛い生徒さんがたくさん・・・
プログラムは「先生の発表会のを参考に手作りしました。」
と言っていたけれど、
表紙もついての全5ページ・・・(もちろん生徒さんの写真入!)
それはそれはしっかりとした素敵なプログラムでした。
出演者は全部で28名・・・
すごいな~・・・私の初発表会を上回っているかも・・・^-^;
お父さんとの連弾あり、最後にはみんなの歌と踊りあり、
曲目も多彩でとても楽しめる発表会でした。
第一回目にしては上出来!花まるをいっぱいあげたい!
みーちゃんとの初めての出会いは・・・
彼女のお姉ちゃんのレッスンの時、
突然従妹と2人で教室に乱入してきた時だったかなー・・・
ごあいさつも無しにいきなり入ってきて、
ソファーの上でぴょんぴょん飛びはねるので、
「うるさ~い!じっとしてなさーい!」と怒鳴ったのが
彼女に対しての第一声だったような気がします。
それから何年経っただろう・・・
語り尽くせないほどのいろいろな思い出がありますが、
今日舞台の袖で、生徒さんの演奏を祈るような表情で聞いている姿は、
もうすっかり1人前の素敵なピアノの先生でした。
最後の記念撮影ではみーちゃんのお母さんと
「ついこの間まで、あんな風に1番前でちょこんとしていたのにねー・・・」
と思い出話に耽り・・・
皆さんへのあいさつで、
「ずっと前から自分の発表会をするのが夢でした。」と話していたけれど、
その夢の実現した時に立ち会う事ができて、私もまたまた涙・・・でした。
今日は感動の1日を終え、
今頃美味しいビールでも飲んでいるかな~・・・
「先生、ぼやぼやしていたら追い越すぞ~!」
って声が聞こえてきそう・・・
まだまだ若いもんにゃ負けられん!
私も頑張らなくっちゃ!
捻挫・・・Part2(ToT)
ぽふふわさんの感動のステップデビューの話題で盛り上がっている時に・・・
こんなドジ話、やめとこーかなーと思ったのですが・・・
まっいいか・・・
実は、またまたこけちゃいました。
一昨日の徳島ステップ3日目の朝・・・
場所は宿泊したホテルから会場に行く途中の陸橋です。
慣れないスーツを着て、慣れないヒールの靴なんぞ履いていたもんだから・・・
他のアドバイザーの先生達とぺちゃくちゃおしゃべりしながら
陸橋を下りていた時・・・
なんと、あっと思った瞬間私の踏み出した足の下に階段がなかった・・・・
で、何が何だかわからないまま
ズリズリっと3~4段転げ落ちてしまいました。
あーいう時にはみんなそうだろうけど、痛いとか言うより恥かしいのが先!
他の先生たちが「だ、大丈夫ですか?」とびっくりされている中
「あは、すみませーん、ドジで・・・でも大丈夫です!」
と元気にすぐ歩き始めたのですが・・・
実はこりゃ歩けないんじゃないかな?ってくらいマジ痛かった・・・(T.T)
でも会場に着くと、気が張ってるからか何なのか、
痛みもそれほど感じず、走り回ったり、
踊れと言われれば阿波踊りまで踊ってしまっていました。
で、4時に全行程が終了、4時半のJRに飛び乗ろうと
おもたーい荷物を下げて駅まですっ飛ばしていたら・・・
またまた激痛・・・イタタタタ・・・
列車に乗ってからも痛くてうずくまっており、
乗り換えの岡山では「駅員さんに車椅子頼もうか・・・」
なんてことまで思っておりました。
(結局泣く泣くよちよち歩きで乗り換えましたが・・・)
広島では駅まで夫に迎えを頼み、帰ってからは
すぐにバケツに氷水を作って足をつけていたのですが・・・
やはり捻挫のようで足の甲が膨れ、おまけに脛に傷まであった・・・(ToT)
何が悲しいって・・・ホノルルマラソンです。
9月から目標を定めて毎日早朝ランしていたのに・・・
何でこんなことに・・・
春に捻挫した時には完治まで2ヶ月以上かかったなー・・・
今から大会まで2ヶ月・・・
それまでに治ったとしても、練習できてなければ完走なんて無理・・・
あ~ショックショック・・・
と打ちひしがれていたんです。実は・・・
でもね、どうもあきらめきれない。
昨日夕飯の時ぼんやり見ていた「プロジェクトX」で、
砂漠に何万本と言うポプラを植えた95歳の男性が言ってたなー・・・
「目標がない人生は闇」
「大事なことは・・・あきらめないこと」
ってことで、いろいろ考えた末、今日鍼灸治療院にいってきました。
整形外科に行くと、固定されてしばらく安静・・・ってのが目に見えてるし・・・
その治療院の先生は、以前有森裕子や松岡修造がわざわざ
広島まで治療に来た、と言うくらいすごい人で・・・
「ホノルルマラソンに出たいんです。」と言うことを訴えたら
とにかく2日間は安静に・・・
あとは痛みが出るところに鍼を打ちながらトレーニングを
して行きましょう・・・
と言うことになりました。
くっそー!あきらめんぞ~!頑張るぞ~!
と言う、おおドジ&おお恥なお話でした。
それにしても、年に2回も捻挫するなんて・・・
足も治さにゃいけませんが、その前に・・・
このおっちょこちょいの性格を治さにゃいけまへん・・・(-_-;)
徳島ステップ
この3日間は、徳島のステップに行っていました。
徳島ステップは今回でもう6年目・・・
参加者も3日間で274名とものすごい数でした。
4歳の男の子と同じく4歳の女の子のバイオリンとのアンサンブルから、
出産を10日後に控えた妊婦さん、60代、70代の方まで、
本当にたくさんの方々が参加してくださいました。
実はこんなにたくさんの方のアドバイス、
うまくできるんだろうかと少々不安だったのですが、
演奏者の方々からのパワーをもらうと言うのでしょうか、
なぜか1日ごとに元気になってきて、
2日目の夜には「阿波踊り会館」で阿波踊りまで踊ってきちゃいました。
(じ、じつは何故か3日目のステップの講評の時にも踊らされた・・・(^o^;)
伝統の踊りがしっかりと生活の中に根ざし、
小さな可愛い子達が両手をくるくる回しながら踊る姿は何とも愛らしく、
この土地に暮らす子供たちは幸せだなーとおもいました。
(で、この阿波踊り、ピアノを始める前の子供達には最適だなーと思ったり・・)
で・・・・
なんと今回の徳島ステップには、ここの談話室によく来て下さる
ぽふふわさんも参加してくださったんです。
ぽふふわさんはずっと以前からピアノのことで書きこみしてくださっており、
ステップに関しても、出場しようかどうしようか悩んでおられるころから、
いろんな心の内を聞かせてもらっていたものですから、
徳島ステップの依頼が来た時には本当にびっくりで・・・
これがご縁と言うものなんでしょうねー・・・
ぽふふわさんの演奏は、
ずっとお伺いしていたピアノへの思いが
一気にあふれ出るばかりの
心のこもった、そしてパワフルなものでした。
何だかジーンときて、
メッセージを書く手がぶるぶる震えてしまいました。
演奏を終えた後、私の方を見てにこっとしてくださり、私もにっこり・・・
そのあとも、講評が終って会場を後にする時に目と目でにこっ・・・
たったそれだけの、映画のワンシーンのようなご対面でしたが、
充分に心が通じた、そんな素敵なひとときでした。
お話することもできなかったのですが、
また来年の神戸でのステップの時には、
ゆっくりお話できたらいいなーと思っています。
たくさんの方々の、素晴らしい演奏に接し、
またまたピアノが大好きになった3日間でした。
今度は来月こすもすさんに・・・
そして来年はたくさんの方にお会いできますね。
とても楽しみです。\(^-^)/
イギリスからのメール・・・Part3
イギリスの音大に通うMiyukiさんから、またメールを頂きました。
Miyukiさんが師事しているロシア人の先生のレッスンの様子です。
とっても興味深い内容でしたので、また転載させて頂きます。
**************************
ごぶさたしております。
学校がはじまってもう2週目も終わろうとしています。
ピアノのレッスンの様子をお伝えしたいと思います。
私はイギリスの音大にて勉強していますが、以前にもお伝えした通り、
ロシア人の先生についているので、ロシア流の指導です。
先生はとてもスタミナがおありになり、今週の私のレッスンは、
火曜日夜7時20分から9時45分、水曜日、朝7時30分から9時、
3時30分から4時20分というものでした。
今週は先生に時間があったのでレッスンも多かったのです。
生徒によって、レッスンはかなり違います。
これから書くことは、あくまでも私の場合です。
火曜日のレッスンでは、バッハの平均律2巻1番、ベートーヴェン ソナタ32番のみでした。
バッハは、ある程度できあがっていたのですが、まず、プレリュードのトリルの入れ方があまく、
何度も先生が弾いてくださるのを聞いて、トリルのみを10分以上できるまでやり直し。
先生が弾いてくださると、まず音が違います。
よりその音に近づくまで繰り返します。
先生の根気のよさには、脱帽します。
あとは、いかに曲として仕上げていくかが、私に対する課題です。
その後、ベートーヴェンのソナタを通して弾き、音の出し方、勢い、流れを注意され、
隣で先生が歌ったり、手を振り回したりしながら、流れに乗せて下さいます。
(以前、ドビュッシーのミンストレルズを弾いていた時は、
隣で踊って下さったりもしました。)
しっかりとした音、でも重くならないように、右手の小指をもっと使うということも、
今回は、特に注意されました。
タッチを注意する時、 先生は、よく指を上からつかみ、先生が、動かすことによって、
スピード感などが感覚で身に付き、分かりやすいので、それまでできなかったことが、
嘘のようにできるようになります。
翌日のレッスンでリストのエロイカを弾いた時は、
細かいパッセージの練習方法を、一緒に考えて下さいました。
私が1年生の時は、ゆっくり、曲に表情をつけずに練習し、
レッスンにもっていくことが課題でしたが、
今はある程度自分自身で表情を付けて弾きこみ、暗譜をしていかなければ、
きちんとはみて下さいません。
常に、暗譜と戦かっています。
でも、エチュードは、ゆっくり暗譜で弾いていき、レッスンでテンポを上げていきます。
常に私の場合、多くの曲をもっていきますが、
一つの曲を仕上げるのには、かなりの時間をかけます。
もうかなりできあがったはずの曲も、一度レッスンを受けると、
魔法にかけられたように、良くなっていくので、毎回のレッスンが楽しみなのです。
なにしろ、音色には、かなり厳しい先生なのです。
余談になりますが、今年のサマーコースの最中、先生方のコンサートがあり、
私は、先生と知り会ってから5年もたつのに、初めて先生の演奏をききました。
ハイドンのHob.XVI:52 のソナタを弾いたのですが、
ここまでハイドンをきかせる演奏は初めてききました。
音色が本当に豊かで、音の宝石が散らばっていました。
レッスンで仰ることが、一度にわかった気になりました。
今までにも、レッスン中に、先生の奏でるピアノに何度もため息がでるばかりでしたが、
改めて感動し、勉強することがまだまだ沢山あるのだと、実感しました。
レッスンの内容を文字にするのは難しく、私の日本語能力の低下
(もともと駄目なのですが)もあり、うまくお伝えできるのかわかりませんが、
これが、大体の内容です。
できるまで、何度も繰り返すというのが、良いことだと思います。
決して妥協はされません。
ミスタッチはしても仕方がない、自分でどう弾きたいのか、
音楽的に、個性をもって、一音一音に魂をいれて、音を良く聞く、
というのが常にレッスンで繰り返されることです。
友達や、サマーコースで知り会った方々にいわせると、私のピアノは、
門下生の中でも、特に先生のロシアの影響をうけているらしいです。
わかって頂けましたでしょうか?もし御質問があれば、仰ってください。
その方が、答えやすいです。
今度、イギリス流レッスンについて、お伝えしますね。だいぶ違いますので。
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ロシア人の先生のパワー溢れるレッスンの様子が、目に浮かぶようです。
それにしても、暗譜でないと見てもらえないってのがすごいな~・・・
私なんて、大学時代でも、やっと譜読みできた段階で持って行ってたような・・・
で、イギリス流レッスンもとても興味あります。
また時間が取れる時、聞かせてくださいね。
本当にありがとう!
おかげさまで100000HIT!
おかげさまで今日、このHPもめでたく100000HITとなりました。
いつも見に来てくださっている皆さま、本当にありがとうございます!
4年前くらいだったかなー・・・
パソコンを始めたものの、どうも使いこなせない・・・
キーボードを打つのもめちゃ遅い・・・
HPでも作ったら、少しは機械に慣れるかしら・・・と思って
ワードに付いていたHP作成ツールでせっせとHPを作ってみました。
毎晩2時3時までやった記憶があるな~・・・
トップページはピアノの絵がドーンとある、今考えてもお粗末なHPでして・・・
当然アクセスなんて、日に10件くらい・・・
で、ほとんどは自分だったりして・・・(^o^;
その後ゆきぞうさんにプロの手でリニューアルしていただいたのが
1999年の11月です。
そしてこの8月に再リニューアルしてもらいまして・・・
本当に何の深い理由もなく作ってしまったHPですが、
これを作ったことによる私自身の収穫は計り知れず・・・
まずは、本当にたくさんの方々との出会いです。
神戸のさとう先生、東京のTOMOE先生をはじめ、
今ではもう私にはなくてはならない人とたくさん出会いました。
そして、ステップとの出会いも、このHPがあったから・・・です。
そして思いがけず、このHPを通してたくさんの生徒さんとも出会いました。
特に大人の生徒さんは、ほとんどこのHPをご覧になって
メールを下さった方々です。
で、ここの「談話室」に書きこんでくださる方の
ご質問やご意見にえっらそ~に答えながら、
実は私自身が1番自分のレッスンを振り返り、反省したり
答えを探したり・・・
多くの刺激を与えていただきました。
たくさんの皆さまに、ただただ感謝です。
このHP作らなかったら、私何していたかな~今頃・・・
ちょっと想像はつかないけれど、
確実にこのHPで、自分の世界を広げることができたなーと思っています。
実は今日、ヤマハ広島店で、広島中央連絡所の総会があり、
来られていたピティナの本部の方や、ヤマハの方が
このHPのことを知って下さっていたもんで、
またまた熱くなってHPの効用を語って来たりなんぞしてしまいました。
まだまだインターネットを使っている人は、使わない人より
ずっと少ないとは思いますが・・・
それでもこれだけの方とめぐり合えたと言うことは、
きっとこれからも、もっともっといろんな方と出会えるってことですよね。
こりゃあ、もっともっと長生きしなくっちゃなあ!(^-^)
で、最近のアクセス数は、なんと多い時で1日280を超えています。
まったく私の知らない方も、たくさん見に来てくださってるってことですよね。
またチャンスがあれば、その方たちとも、
お話することができればなーと思っています。
何はともあれ・・・皆さま本当にありがとうございます。
これからも、ぼちぼち更新して行きますんで、
末永くよろしくお願いします~!
ステップ・オフ会
昨日はここ広島で、PTNAの中四国連絡会議と言うのが
行なわれました。
私も声をかけていただいたものの、
レッスンの関係で参加することはできなかったのですが、
会議が始めるまでのしばらくの時間、
宇部のT先生、広島南ステーションのK先生、
そしてPTNAの本部のSさんと、いろいろお話する時間が持てました。
その中で、ここの談話室でも多いに盛り上がっている
「神戸ステップ・オフ会」のこと、皆さんにも聞いて頂きました。
(かなり熱っぽく語ってしまったかも・・・^-^;)
で、本部のSさんも「わ~!それはいいですね~!」と喜んでくださったのですが、
その時に伺った話によると・・・PTNAとしても将来的には、
コンペやステップの中のアミューズの部分を独立する形にして、
大人のピアノ愛好者の方の全国的な大きなイベントとして
盛り上げていきたい・・・
また「アミューズ」だけの機関紙の発行などもしていきたい・・・
などの構想もあるようなのです。
(まだまだ構想だけの段階のようですが・・・)
これには私も大賛成!!
時間はかかっても、是非是非実現させて欲しいものです。
水泳の世界にも、「マスターズ水泳大会」と言うのがあります。
バリバリの現役の選手たちのための大会ではなく、
大人の水泳愛好者の為の大会です。
水泳をされている人達には、
「〇〇であったマスターズに行って来たのよ!
○○歳代の部で○位になったのよ~~!」と言うような
話しを良く聞きます。
たしか、世界大会などもあるらしく・・・
旅行がてら、あちこちで開かれる大会に参加する・・・
そしてそこで水泳仲間に再会する・・・これが楽しみのようです。
私が出ているマラソンや、トライアスロンの大会も・・・そうです。
日頃観光旅行では絶対に行かないだろうなーと言うところにも旅する・・・
そしてそこの土地の人に出会う・・・そこに集まる他の選手と出会う・・・
これが楽しいのです。
ハワイのホノルルマラソンもそう・・・
ハワイにただ観光で行くのとは、また違った楽しさがあります。
コースになっている沿道の家のおばさんが、
手作りのチョコレートを大きなタッパーに入れ
「1人1個ずつよ~~!」と言いながら選手に配ってくれます。
交通整理をしているおまわりさんが、
「HEY!HEY!GOOD JOB!!」と踊りながら応援してくれます。
私同様おそ~~~いランナーと
「どちらから来られたの?あと○キロですね。頑張ろうね!」
と励ましあいながら走る・・・
どれもこれも、ハワイに観光旅行に行ったのでは
味わえない楽しさです。
今度の「神戸ステップ・オフ会」も
そんな楽しさ満載のものになると信じています。
私は皆さんに比べてまだまだ未熟だからー・・・なんて心配は
ご無用です。
フルマラソンも、3時間でゴールするエリートランナーも
私のように6時間以上かかる(←ちょっとかかりすぎ・・・(^^;)
超スローランナーも・・・ゴールの感激は同じです!
そしてゴール後のみんなで飲むビールの美味しさも同じ!
大事なのは「本番でのドキドキ感」と「終ったあとの達成感」を
共有できる仲間がいる!と言うことです。
ピアノ歴が長い方も、ピアノを始めて数ヶ月と言う方も、
どうか心配せずにご参加頂きたいです!
で・・・今年の11月の「プレ・ステップオフ会」には、
こすもすさんが参加してくださいます。
来年の「ステップオフ会」には、
もう何人もの方が参加表明(?)してくださっています。
今回の談話室に入りそびれた~と言う方も、まだ一年以上あります。
是非是非ご検討&ご参加くださいね!
そして、そんな楽しいイベントがあるのなら、
私もピアノ始めてみようかなー・・・と言う方も、
出て来てくださればいいなーー!
ピアノもスポーツも、
見るだけよりも、主役になるほうがずっとずっと楽しいのです!
「踏み出した最初の一歩から、道は作られる」・・・
LET’S GO!\(^o^)/
手すり
うちの井口台の教室は、
駐車場の上に無理やり(?)建てた
中2階なので、
階段がやや急なのです。
で、チビッコ達は、
登りはいいのだけど、
降りる時はこわごわ降りていく・・・
と言うことがあり、
ちびちゃん達用の手すりを
付けなくっちゃな、
と思っていたのですが・・・
やっとこの月曜日、念願かなってつけてもらうことができました。
(写真右の手すりです。)
子供用に高さを下から60㎝にしてもらい、
細めの握りやすい棒にしたので生徒にもおおむね好評・・・
今週来た子達も「うん、こりゃーええわ~~」と言いながら
しっかり握り締めて降りてくれました。
良かった良かった!
先日も公園の遊具での死亡事故があったけれど・・・
何かあってからの対策では遅いんで
(と言っても、予知できないようなこともありますが・・・)
気になるところは早めに処置しないとねー・・・
心配事が1つ片付いたのですが・・・
実はもう1つあるんです。
それはこの左側の、最初からある高いほうの手すり・・・・
これが一部の男の子達の恰好の滑り台になるらしく、
レッスンが終ると後ろ向きにまたいで、
しゅるしゅる~っと滑って降りてしまう・・・
もしバランスを崩して落ちてしまったらと思うと
ゾゾゾゾ~~・・・です。
男の子と言うのは、こういうところを遊びに繋げてしまう、
天性のものを持っているようですねぇ。
(女の子でここを滑り降りた子は今だ1人もいない・・・)
要注意人物(?)のレッスンの後には
階段の所まで行って「ちゃんと歩いて降りるの!」と叫ぶのだけど、
ちょっと油断したスキに
「せんせー、じゃ~~ね~~・・・」としゅるしゅるしゅる~~~・・・
あ~恐ろしい・・・
ここはどうしたらいいだろ・・・
滑り降り防止のイボイボの突起物でもつけようか・・・
無理やり滑り降りたら・・・イタイぞー!(どこが?(^O^;)
見解の違い・・・
うちの父・・・現在75歳です。
昨日はゴルフ仲間4人で山口までゴルフをしに行き、
そのまま実家の大島まで足を伸ばして、夜は男4人で大宴会・・・
今日は二日酔いで帰ってくるのかなと思いきや、
さきほど、「おーい、天気がいいんで今日も1ラウンド回って帰るけーのー」
と電話がありました。
なんと元気な人達だ・・・
月に4~5回は行っているかな・・・ゴルフ・・・
7月8月の猛暑(酷暑)の中でも平気です。
その父が先月15日の敬老の日、
町内の「敬老会」に初めて呼ばれて行って来ました。
昼食とビールが出て、何やら慰労の催しがあって・・・
お土産も頂いて帰ったのですが、
そのお土産の中に、子供たちが作った手作りの「しおり」がありました。
可愛い文字で「いつまでも、長生きしてください・・・」
と書いてあったのですが・・・
父はそれを見ながら
「ちょっとこれは、はっきり言って複雑な気持ちがするのー」
と言っていました。
そうだろうと思います。
娘の私が見ても、複雑な気持ちです。
ゴルフの他にも、毎日のように近くのスポーツクラブに通い、
水中エアロ、水泳を日課にし、
この春パソコンを始めたかと思えば、
もうインターネットもメールもばりばり・・・
最近はエクセルで、私の教室の経理のことまでやってくれてます。
まだまだ頭も体もピンシャンの父に、
「長生きしてください」何てコメントは、どう考えてもしっくり来ず・・・
いつだったか新聞に新藤兼人監督だったかが、
「老人ホームと言えば、自然の豊かな田舎に建設して、
たまに幼稚園の園児が慰問に訪れて・・
そうすれば年寄りは喜ぶと思っているらしいが、
私は銀座のど真ん中、
そして銀座のママさんたちがたまに花束を持って訪れる、
そんなホームの方が何倍も嬉しい。」
と書いておられました。
そうかもしれないですよね。
一生懸命しおりを作ってくれた小学生には悪いけれど、
「年寄りはこんなことで喜ぶ」と思いこんで企画をする、
その役員な方々に、見解の違い・・・というんでしょうか、
そんなものを感じます。
もちろん父には孫もいて、電話をかけると
「みくしゃんでしゅか~・・・広島じーやんでしゅよ~・・・」
とでれでれになっている父ですが、
他の人から年寄り扱いされるのはまっぴらごめん!
という訳です。
で・・・
私も気をつけなくちゃなーと思っています。
うちに来ている70代の生徒さんお2人・・・
以前このHPでも「2人のおばあちゃま」何て書いてしまったけれど・・・
新しいことにチャレンジされている、素敵なこのお2人の女性を
「おばあちゃま」なんて呼んではいけませんよね。
反省反省・・・
で・・・
私自身も・・・
年令的には誰から見ても、立派なおばさんですが・・・
じぇーんじぇんおばさんなんて意識はありません。
誰かに「おばさん」なんて呼ばれた日にゃあ、
即ぶっとばしまーす!(^-^)