2002年12月20日の一覧
怒ってます!
ハワイで熱を出して病院に言ったこと・・・
ここにも書きましたが・・・
治療費、覚悟はしてたけれど
はっきり言ってびっくりするほど高かったです。
診察料と3種類の薬と注射の代金だけですが、
うわぁ~・・・と言う額でした。
結局そのおかげでマラソンは走れたので、
感謝はしているのですが・・・
今週になって、ちょっと気になったので
区役所の保険課に電話してみました。
事情を話すとなんと
支払った額の7割は返って来るとのこと・・・
結局国内で保険証を忘れた時と同じ扱いで、
私の場合国民健康保険に入っているんで自己負担金は3割、
あとは申請すれば返ってくると言うのです。
でもこれって、ほとんど知られていない事ですよね・・・
で、「おぉ、そりゃ良かった!」と思って今日区役所に行って来ました。
病院からもらった領収書には、
とても細かく診療の内容と、それぞれにかかった費用が書いてあったので
その書類と、健康保険証をもって・・・
ところがところが・・・です。
担当のおじさん、う~ん・・・と何やらうなった後、
申請書とは別に、なにやら汚らしい(失礼・・・)書類を出してきました。
それは印字がものすごく悪くって見えにくい
B5の書類を4枚、ホッチキスで止めたものなんですけれど・・・
そこには「診療内容証明書」と書かれたありました。
細かく細かく項目が分かれていて、
患者の名前や診療日数、診察内容、どんな治療にいくらかかったか・・・
などなどたっくさん書くようになっています。
その明細書は、治療にあたった医師が
直接書きこんで署名しなくてはならないものでした。
「これを一緒に出さないといけないんですけどねー」とそのおじさん・・・
「え?でも普通こんな書類持ってませんから
治療を受けた時書いてもらえるわけないですよねー」と私・・・
そうしたらなんとそのおっさん(おっさんに格下げします・・・)
「そ~ですね~・・・
でも海外で病気になりそうな人は、
取りに来て持っていってるんじゃないですかねえ?」
「へ??????」そんなばかな~・・・
そんな話、聞いたこともない・・・
民間の保険会社の旅行障害保険に入って行く人は多いと思うけれど、
まず社会保険で海外での医療費の給付が受けられることを
知ってる人も少ないのに、
こんな書類をわざわざ旅行前に取りに来る人なんて
いるんだろうか・・・
で、その明細書のうしろ2枚は「邦訳」となっていて、
その海外のお医者さんに書いてもらった明細を
全て翻訳して記せ・・・となっているんです。
そこには翻訳者の名前、住所、捺印の欄もあって・・・
これってプロの翻訳家に頼めと言うことですか?と聞くと、
「そうですね~、でもそれ、お金かかりますよね~」
と訳のわからん返事・・・
へ?このおっさん、結局訳わかってないんじゃないの?
それにしても、私が病院からもらってきた明細書を見ただけで
ちゃんと治療を受けたことは誰が見てもわかるのに、
別にこんな訳のわからん書式のものを付けなくちゃいけないなんて・・・
それって
「海外での医療費は、ちゃーんと給付してあげるけど、
やっぱり給付してあげないよーだ、ばーか!」
と言われいるようなもんじゃない・・・
も1つおまけに
「おまえが旅行障害保険に入っていかないからだよー、ばーか・・・」
って感じでしょうか・・・
でもでも、通帳をみると決して安くはない
国民健康保険料が毎月引き落としになっています。
これだけの額毎月払ってんのに、
海外での医療費、給付を受けるシステムだけあって
実は全然機能していないなんて・・・
それって民間の保険会社の売上を上げるため?
なんだかわからないけれど、
非常に納得できなくって怒っています。
お金が戻る、戻らないのことではなくって、
こういう当たり前の権利が当たり前に我々に伝わっていないこと・・・
当たり前の権利を
当たり前に使うことに高ーいハードルがあること・・・
もらってきた書類を眺めながら
ますます腹が立ってきた・・・
私は戦いますぞ!
あの訳のわからんおっさんじゃなくって
今度行った時にはもっと訳のわかる人を引っ張り出して
こちらが納得するまで話を聞いて来ます。
それにしてもも1つ・・・
あんな訳わからん人が我々の税金からいっぱい給料もらってるってことも・・・
腹ん立つ~!