2003年03月27日の一覧
取材・・・
日曜日のコンサートは、出演したものにとっても
ほのぼのとした良い思い出になったのですが・・・
1つ、びっくりしたことがありました。
それは・・・新聞社の取材です。
「過疎の島の架橋記念コンサート」
「70年前、50年前のピアノが蘇る」と
記事になりやすいことが多かったせいでしょう、
毎日、朝日、読売・・・と大手の新聞記者の方がたくさん来られていました。
で、びっくりしたのはその取材のやり方です。
弾き始めると、なにやら視界にざわざわ人影が現れるのです。
そう・・・カメラマン達が、ピアノのすぐそばまで寄って来て
どたどた歩きながらシャッターを切るのです。
『え?なに?・・・・これってなに?』・・・びっくりでした。
(下の写真を見ていただければわかると思いますが・・・)
要するに、手前にピアノを置いて、
コンサートを聞いている島の人たちを入れた写真が欲しかったようですが・・・
弾いている人間にとっては、迷惑極まりない・・・です。
挙句の果て、最後の全員の合唱の最中には
伴奏している私のすぐ横にいたカメラマンが、
舞台の上に飾ってあった鉢植えを『ガッシャ~ン』とひっくり返した・・・
この時は、さすがの私もカメラマンを睨みつけましたが・・・
もちろんこれは聞いている人達にとっても迷惑な話で、
「カメラマン、ちょろちょろしてじゃまだったねー」と言う声も
あちこちから聞こえました。
自分が撮影する写真さえ満足したものであれば、
演奏している人、聞いている人の気持ちなんて
どうでもいいんでしょうかねー・・・
私はいつも発表会の時の写真屋さんにも
「弾いている子達、会場の方にもできるだけ迷惑にならないように、
一瞬で写してさっと逃げてくださいね」とお願いしているのですが・・・
新聞社の方にはそんなことは通用しないようです。
で・・・来週の水曜日には、毎日新聞の山口版、
ハワイ移民に関しての連載のところに
今回のコンサートのことが載ると聞きましたが・・・
さあ・・・ああまでして写した写真・・・使われるのやらどうやら・・・
それから、沖家室のHPにも今回のコンサートの様子
アップして頂きました。
(民宿『鯛の里』の松本さん、ありがとうございます!)
ここから入ってご覧ください→http://www.h3.dion.ne.jp/~kamuro/
いっぱーいカメラマン、写ってるでしょ・・・(^_^;