2003年06月の一覧

空気清浄機

レッスンルームは
なかなか換気が難しい・・・

レッスンが始まると、
当然閉め切ったまんまになり、
途中で空気を入れ換える
時間もなく・・・

特に最近は、
じめじめした日が多いので、
どうも空気が淀んでいるような
気がしていたので
思いきって空気洗浄機を
買いました。

SHARPの「除菌イオン」タイプと言うやつ!

浮遊するウィルスやカビ菌、花粉まで
包みこんでやっつけてくれるんだそうです。

今日届いたのでさっそくつけてみると・・・

う~ん!なかなかすがすがしい!・・・ような感じ!(^o^)

生徒たちにとってピアノの教室は、
なんだかとっても気持の良い空間・・・
となって欲しいものです。

それにしても、私ときたら
レッスンルームにばかりお金をかけてしまう、
と言う悪い傾向にあり・・・

一応夫に
「寝室にも一台買おうかね~」と言ったところ・・・

「それよりこまめに掃除する方が先じゃないんか?」
とのひと言・・・

ごもっとも~~~!m(_ _)m

2003年06月28日 | この記事のみを表示 | 8.未分類 | コメントは受け付けていません。

オムツ・・・

父が、神奈川に住む弟のところに1週間ほど遊びに行き、
帰ってきました。

帰ってからの話題はもっぱら孫(私にとっては姪っ子)のこと・・・
「ひろしまじーやん」となついてくれ、楽しい時を過ごしたようでした。

ただ・・・驚いたことにこの姪っ子、まだオムツが取れないとのこと・・・
え~~!もう3歳になったのに~・・・

昨年の春私が遊びに行ったとき「おまる」を買ってもらっていて、
「そろそろトイレトレーニング」とか言ってたのにな~~・・・
まだなのか~・・・

うちに来ているグループレッスンの3歳児ちゃんたち・・・
だーれもオムツなんかしてないぞ!

それどころか・・・
今日からスタートした「おとなりさん」と「いっことび」のことも
みんなすぐに理解してくれて・・・すんごいおりこうさん!

え~、この違いはなんだ!

と思って、今日のレッスンの終りに、
思わず姪っ子と同じ月生まれのSちゃんのお母さんに、
相談してしまいました。

「Sちゃんはとっくにオムツ取れてますよね~。
うちの姪っ子まだなんだそうですぅ~。」

するとSちゃんのお母さん・・・
「今、オムツの質がいいから、かえってなかなか取れにくいみたいですよ。
幼稚園でもまだオムツの子いますよ~。心配しなくてもいいですよ~。」

あ~、そうなんだ~・・・

いつもはお母さん方からいろんな相談を受けると
「そんな・・・他の子と比べちゃいけませんよ~。
 それぞれ成長の過程は違うんだから・・・」
な~んて余裕で話すんだけどな~・・・

自分の身内となると、これだ・・・^-^;

2003年06月25日 | この記事のみを表示 | 8.未分類 | コメントは受け付けていません。

ステージパパ

今日も地元のコンクール、
小1,2年生、小5,6年生の部だったので、
1日中コンクール会場にこもりっぱなしでした。

延べ、う~ん200人くらいの演奏は聞いたかな?
少々疲れたけれど、いい勉強になりました。

やはり、派手さはなくても、
1音1音を大切に弾いてくれる子の演奏には
胸を打たれるものがあります。

思わず、全然知らない子だけど、
「すごく素敵だったよ~」と声をかけてしまったり・・・

きっと「変なおばさん・・・」と思っただろうな・・・^-^;

それから・・・
今日驚いたのは、「足台係」のお父さんがいらしたことです。
私は初めて遭遇したな~・・・

でも・・・これ、いいかも・・・

これからも、どんどんステージパパ(?)増えて欲しいです。

子供の教育は母親任せ・・・なんてのはもう古いよね!

で・・・うちの生徒達も今日は何故か(?)とても良い結果を頂き
4人のうち3人が入賞・・・
残念ながら賞に漏れた1人も「次のピティナで頑張る!」
と明るく言って帰ってくれたので、一安心です。

実はここのところ、雨続きの気候のせいかこのコンクールのせいか
胃の調子が少々悪かったのだけど、
(私の最大の弱点は「胃」なんです~~~ぅ!)
ちょっと今日から改善の兆し・・・

再来週にはこのコンクール(予選)も終了、
梅雨もその頃には明けるかな?(まだかな?)

何にせよ、もうひとふんばりです!

2003年06月22日 | この記事のみを表示 | 8.未分類 | コメントは受け付けていません。

鏡?

またコンクール話になってしまいますが・・・

先日ハシゴした2つのコンクール・・・
どちらも足台や補助ペダルが要る場合は、
本人か付き添いの人が設置・・・となっています。

で、ほとんどの場合、お母さんか先生が
設置の為にステージに上がるのですが・・・

客席からそれをウォッチングしていて
面白いことに気付きました。

たまに・・・いるんです。
なんでそんなに急ぐの?・・・と言うような人・・・

走るように楽器に近づいたかと思うと
さっと設置して、また走るように去っていくお母さん(先生?)・・・

そのあと出てきた子供は、
やっぱり「なんでそんなに急ぐの?」
と言うような演奏・・・

また、靴の音をガンガンガンと大きく鳴らして
騒々しく登場するお母さん(先生?)・・・

そのあとの子供の演奏は・・・
やっぱり騒々しい・・・(^^;

やっぱり子供は親(先生)をうつす
鏡なのかしらね~~・・・

あ~、こわ・・・(^o^;

2003年06月18日 | この記事のみを表示 | 8.未分類 | コメントは受け付けていません。

嬉しい再会

Kちゃんがうちにやってきたのは、もう16年も前・・・
Kちゃんが年中さん、4歳の時でした。

同じ幼稚園の仲良し4人組が同時にスタートと言うことで、
最初の数ヶ月はグループレッスンの形を取りました。

4人の中でも一番おちびさん・・・
でもお人形さんのように可愛いKちゃんでした。

みんなでピアノの周りに集まって歌を歌うとき・・・
Kちゃんはいつも、
私が伴奏している手元をじーーっと見ていました。

私が曲の終わりに「タララ~ン・・・」と高音部で分散和音を鳴らすと・・・
彼女はツカツカっとピアノのところにやって来て
「タララ~ン・・・」と真似をする・・・そんな子でした。

ピアノを弾く事にすごく興味があるんだなー・・
この子は伸びるな・・・そう思いました。

その後、私の予想通り、小さな体ですがめきめきと力をつけて
いろいろなコンクールにも参加するようにもなり
何度か賞も頂きました。

中学に入った頃からは、ショパンやシューマンや
数々のレパートリーをこなしていってくれ、
発表会や他のコンサートなどでも
いつも素敵な演奏を聞かせてくれていました。

そんなKちゃんですが、高校1年の時、
突然いろいろな事情でピアノを辞めることになりました。

もちろん私は残念で残念で・・・

「夏休みとか・・・長い休みにはね、先生のところのピアノ弾きに来て!約束ね!」
と最後のレッスンの時に彼女に言った記憶があります。

そして・・・先日その彼女から突然メールがありました。
彼女がうちを辞めてから、4年が経っています。

私のHPを見つけて懐かしくて感激した!と・・・
またピアノを始めたくって・・・と書いてありました。

そして私とした約束もちゃんと覚えていてくれたようでした。
「夏休み、弾きに行かなくてごめんなさい・・・」と・・・

先週の土曜日、彼女がうちに訪ねてきてくれました。

「私、相変わらずちびっこですよ」と書いてあったけれど、
20歳になった彼女、とってもキュートな女性に変身していました。

さっそく2人でイタリアンを食べに・・・
久々の再会だけど、昔々のレッスンの時の話、
一緒にうちに来ていたお友達の話、大学に入ってからのバイトの話・・・
と話題は尽きませんでした。

で・・・私が彼女にどうしても聞きたかったこと・・・
今真っ只中のコンクールのことです。

「Kちゃんも、たくさん出たよね。コンクール・・・
 どうだった?いろいろ大変な思いもしたよね。
 それって・・・やっぱり辛かった?」

そうしたら彼女、とても明るい顔で・・・
「いや~、楽しかったですよ~!今でもね、すごくいい思い出です!」
ときっぱり答えてくれました。

「私に遠慮してない?」と言うと・・・
「いーえ~!ダメだった時も、賞に入った時も・・・
 全部ひっくるめてとってもいい思い出!」と・・・

なーんか救われた気がしました。

先週から始まったコンクール、
各会場で結果発表のあと、泣きじゃくっている子供たちを見ます。
そんな子供たちを見ると、自分の生徒でなくても胸が痛みます。
ピアノで泣かないで・・・ピアノはみんなを幸せにしてくれるものなのにって・・・

うちの生徒も、賞に入った子、賞に届かなかった子、さまざまです。

でもみんなみんな、Kちゃんのように
「すんごい楽しい思い出です!」と言ってくれるようになったらいいな、
と願うのみです。

Kちゃん・・・今週の土曜日からレッスンを再開してくれます。

一生懸命働いたバイト代を使って来てくれるのかな?

私も一生懸命期待に応えねば・・・です。

2003年06月16日 | この記事のみを表示 | 8.未分類 | コメントは受け付けていません。

コンクール

今日からこちらでは、2つのコンクールがスタートします。
地元新聞社主催の中国ユースコンクールと、おなじみピティナのコンペティション・・・

この2つは毎年同じ時期にあるため、
誰を、どちらに参加させるか迷うところなのですが、
できるだけ今回は、参加するか否かを含めて、
できるだけ本人、親御さんの希望を聞くと言う形を取りました。

その結果、結構参加希望者が多く、「どちらも出る!」や、
「ユースとコンペ予選2会場出る!」(計3会場)
という張り切り娘さんも出現し、あら~っ、と私の方が驚いています。

このピアノコンクール・・・
地元のコンクールの方は参加させ始めてからもう15年くらいにはなるかな・・・

「コンクールの光と影」・・・じゃないけど、
私なりにいろいろな面も見てきた気がします。
とにかく大切なことは、「あまり深刻にならない」と言うことでしょうか・・・

この時期になると、やや切羽詰った気味のお母様の声が
あちらこちらから聞こえますが、
どうか親御さんは、「子供がコンクールに出ることを面白がる」
と言う気持ちでいてほしいです。

で、この週末に本番を迎える生徒のお母さま方に私がお願いしていること・・・
「結果が良ければ、しっかりお祝いしてあげてください。
良い結果でなければ、
『あら~、残念だったね~!』と明るく残念会をしてあげて下さいね。」
ということです。

間違っても、結果が出なかったことで、
その子の人格全てを否定するようなことにならないように・・・
(たまにいらっしゃるんですよ~・・・
「この子のここがこうだからだめなのよ!」的なお母さま・・・(^^;)

無事にここまで大きくなって、ピアノを嫌いにならずに続けてくれて、
コンクールを受けるレベルまでに成長した・・・
このことを、純粋に喜んでいただければとも思います。

コンクールに出たが為に、大きく子供たちの心が傷ついたり、
コンクールに出たせいで、離れなくても良い子がピアノから離れてしまったり・・・
そんなことがないことが、私の1番の願いです。

もちろん、参加することにより、
子供たちが得るものも、計り知れないものがあるのも事実・・・

今回もこの数ヶ月間、参加表明した子達は本当によく頑張ってくれました。
いろいろな角度から曲を眺め、いろいろな方法で練習を重ねていくことにより
何年も治らなかった悪い癖が治ったり、
「あれ?この子、こんな演奏できるのか~」と意外な面を
見せてくれた子もいます。

それから・・・コンクールの曲以外の曲にも、
取り組む姿勢が違ってきたと言うか・・・これは嬉しいことです。

私からは今回参加する子達に関しては、全員に「敢闘賞」をあげたい!
あとは本番で、本人が満足できる演奏ができることを祈るのみです。

ということで・・・
私は今日から7月1週目まで、ずっと週末ごとにどこかの会場に出没します。

中でも明日の15日は、2会場、コンクールのハシゴをしなければならなくなりました。

で、その1つの会場は・・・広島とは言ってもえらいところ(?)にある会場で・・・
うちからは車ぶっ飛ばしても1時間半くらいかかるかな?
それからまた戻ってきて・・・あぁぁ・・・

1番の心配は、私が時間に遅れずに、無事ハシゴできるかと言うこと・・・
これから地図をプリントアウトして、最短コースの検証です!

2003年06月14日 | この記事のみを表示 | 8.未分類 | コメントは受け付けていません。

指導者の役割・・・

先週の、関先生の講座、横山幸雄氏のコンサートに続き
日曜日は某楽器店での公開レッスン、
昨日はケビン・ケナー氏の講座&コンサート、
今日も午前中某ベテラン先生の奏法研究会・・・と
多忙な毎日が続きました。

特に昨日のケビン・ケナー氏のショパンの作品についての
講座&コンサート・・・
(ケビン氏は90年ショパンコンクールの最高位。
 今年のショパンコンクールinアジアの審査員でもあるとか・・・)
講座の内容も素晴らしかったけれど、
演奏されるショパン、ラベルの作品の素晴らしいこと・・・!!
(どう表現していいのか、語彙が見つからない・・・)

コンサート会場でない、こじんまりとしたスタジオで
指、腕、ペダルの動きまでをじっくりと観察でき、
すんごく得した気分のコンサートでした。

それにしても、先々週のペーター氏、横山氏、ケビン氏・・・
みなさんとーっても大男(?)さんなんだけど、
出される音の繊細さといったら・・・

それに比べ(比べたらかわいそうだけど・・・)
日曜日に聞いた、公開レッスンに出ていた高校生たちの、
大変に達者ではあるのだけれど「やっかまし~い」演奏・・・

やはり、小さいときから
自分の出す音に耳を傾ける習慣をつけさせなければ
頑張れば頑張るほど「一生懸命だけどやかましい」・・・
という可愛そうなことになってしまう・・・
と言うことを、痛感したのでありました。

指導者の役割・・・本当に大きいです。

たくさんの素晴らしいピアニスト、指導者から
得たもの・・・
は~、少しでもレッスンに活かさねばな~~!

2003年06月11日 | この記事のみを表示 | 8.未分類 | コメントは受け付けていません。

学生たち・・・

実は前回の日記に書いた関先生の講座のあと、
母校で横山幸雄氏のトークコンサートがあり、
ちょうどこの日はレッスンをお休みにしていたので
「おぉ!ラッキー!」とばかり行ってきたのです。

横山氏がこの春、母校の客員教授として就任され
その記念としてのトークコンサート・・・

こじんまりとした学内のホールで、横山氏のお話と演奏を
身近で聞ける(それも無料で!)と言うことで、
とっても楽しみに行ってきました。

演奏ももちろん素晴らしかったし(ちょっと曲数は少なかったけど・・・)
お話のほうも、彼の小さい頃からの音楽環境・・・
どんな風に練習していたか、とかどんなレッスンを受けてきたか・・・
などなど、とても興味深い内容のものでした。

ただ・・・1つ、むっちゃくちゃ腹がたったこと・・・

それは・・・このトークコンサート、ここの音大の1年生の
演奏科の学生たちの特別授業・・・と言うことにもなっていたんです。

で、当然のことながら、周りは茶パツの学生だらけ・・・

その学生たち、横山氏のトークが始まるや否や、爆睡し始めるのです。
それも最前列の子までが・・・
横に縦に大揺れしながらずーーーっと寝ている・・・

横山さんもきっと話し辛かったのでしょうね~・・・

現在活躍しているピアニストに
こんなに近くで話をしてもらったり演奏してもらったりって、
めったにないチャンスなのに・・・

この学生ども、毎晩コンパで寝不足なんかどうだか知らないけど、
も~~~!髪の毛引っ張ってやろうかしら・・・
な~んて怒り心頭状態だったんです。

ここまで来るまでに、親も大変な思いをしただろうに・・・
今だって、高い学費を払うために、苦労されてるだろうに・・・

寝るな~~!このばかちん学生~~!

で・・・ふと思ったのです。
この春から東京の音大に行ってるNちゃん・・・
彼女も親元離れて遊び呆けているのかなーと・・・

そんなことを思っていたら、なんと今日のお昼
Nちゃんから電話がありました。

「先生、特別休暇で広島に帰ってきているんですよー」と・・・

じゃ晩御飯でも食べに行こうか・・・と一緒に食事して
今帰ってきたところです。

私の心配は見事に外れ、彼女はとーーっても真面目な学生生活を
送っているようでした。

持って来てくれた一週間の時間割はもうびっちり・・・
「せっかくだからいろいろ勉強したくって・・・」

実技もピアノに声楽に・・・なんと雅楽を取って、笙まで習っているとか・・・

「この授業はこんなことするんですよ。この授業は・・・」
と1つ1つの授業内容も、事細かに語ってくれました。

勉強することがいっぱいで、合コンなんて行ったこともないです。
それに寮が厳しくって、コンサートだって許可が要るんですよ・・・と・・・

は~、えらいね~・・・
これなら大金使って東京まで出ても、価値があるってもんだ・・・

学生と言っても、いろいろですね~・・・

で????うん10年前の私・・・?

うーーんと、前述の「ばかちん学生」に近かったかな?

コンパ好きだったしぃ・・・(-_-;)

2003年06月09日 | この記事のみを表示 | 8.未分類 | コメントは受け付けていません。

生きた楽語

突然エロい話ですが・・・

昔々、イタリアのポルノビデオでは
女性が「フォルティッシモ!フォルティッシモ!」と
叫ぶんだ・・・と言う話を聞いて・・・

「ぎょえ~?なんでなんで?」と驚きましたが・・・

そうか・・・我々が音楽用語だと思っている言葉は
実はイタリアでは普通に使われている言葉なんだ・・・
と認識したわけです。

その後「ドルチェ」はデザートのこと・・・などの話を聞いて
ふーん、おもしろいなーと思ったものです。

昨日、芸大の関孝弘先生の「生きた楽語について」という
講座がありました。

関先生は奥さまはイタリア人・・・ご家族はイタリア在住で
日本とイタリアを行き来しながら、演奏活動、指導などを
されている先生です。

この講座、とてもおもしろかったので、抜粋して紹介します。

まず日本で売られている楽語辞典、
なんでもかんでも短く意味を書いてしまっているので
本来の意味からかけ離れてしまっているのもあり、
あまり役に立たない・・・との事でした。

ピアノを教える人、習っている人は
是非イタリア語辞典を一冊持ってほしい・・・と・・・

楽語の意味を取り違えてるために、
本来の曲の解釈からずれてしまう・・・と言う事もあるようです。

まず今回は速さの楽語についてが中心でした。

ラルゴとレント・・・どちらも「遅く」と言う意味ですが、
ラルゴには広がりのあるイメージがあり・・・

例えばイタリアのブティックに入って試着をし
「ラルゴ!」と叫ぶと「こりゃぶかぶかだわ!」って事のようです。
すぐに店員は、もうワンランク小さい服を持って来てくれるでしょうと・・・

「レント!」と叫ぶと「ちょっとゆるいかしら・・・」くらいだそうです。
「お直ししましょうか?」となるそうです。

あとアンダンテは「歩くような速さ」とよく訳されていますが、
歩く・・・と言うような意味はなく、
「ほどよくゆっくり」前進するイメージだそうです。

アレグロとプレスト・・・どちらも「速く」となりますが、
アレグロは速さでなく、表情を現わす意味合いが強く、
陽気とか、幸せ、明るい・・・と言う意味だそうです。

タクシーに乗って「アレグロ!」と言うと
タクシーの運ちゃんはスピードを上げるのでなく
歌を歌い出すか、お客に抱きつくか・・・
「もっと楽しく行こうよ!」となるそうですから・・・(^o^)

急ぐ時には「プレスト」を使うように・・・との事です。

あと興味深かったのは、テヌートとソステヌート・・・

目の前にあるボトルをひょいと上からつかんで
「これがテヌートですよ。」とおっしゃいました。
テヌートには、上から支配する・・・と言うような意味があるそうです。
親が子供をテヌート(支配)するとか・・・

次に下からボトルを手のひらに乗せて持ち上げるしぐさをされました。
これがソステヌートだそうです。
下から支える・・・援助とか支援とか・・・
緊張感を持って精神的に支える・・・と言う意味だそうです。

音楽をする上で、テヌート・・・精神的な支え・・・
これはどんな曲に対しても必要なんですよ、
とおっしゃっておられました。

あと書ききれないほどいろいろなお話をしてくださったのですが、
一番最後にどうしてもこれだけは言いたい・・・と言われた事・・・

スタッカートです。
スタッカートには「切る」と言う意味はないそうです。
ましてや「短く切る」も・・・

スタッカートの意味は「分離する」・・・

付いている音符を2分の1や4分の1の長さに分離する・・・
というだけです。

日本人はとかく「切る」と言うイメージを教えこまれ、
スタッカートの部分になると、一番大事なカンタービレが失われ
プツプツと音楽が途切れてしまう・・・とおっしゃっていました。

本当におもしろい講座でした。
引き続き、この手の講座、広島でやってくださるようで、
本当に楽しみです。

実は・・・・
私は今年の夏休みは、イタリア旅行を計画しておりまして・・・

先月あたりから、格安航空券をゲットしたり、ホテルをネットで予約したり
鉄道の乗り放題パスを探したり・・・嬉々として準備しております。

ただツアーの旅行でないもんで、心配は言葉の事だったのですが・・・

まあ、楽語を並べときゃ、なんとかなるかな~と思ったり・・・

いや~・・・ちょっと甘いかな??(^-^;

2003年06月07日 | この記事のみを表示 | 8.未分類 | コメントは受け付けていません。

コミニュケーション

ピティナのピアノステップの特徴の1つに
「コミニュケーション用紙」と言うのがあります。

これは、会場に来られた方同士の交流を目的としたもので、
参加者から参加者へ、
お父さんやお母さんから参加者へ、
見学に来られた方から・・・といろいろな形で、
その人の演奏に対しての感想のお手紙がやり取りされる・・・
と言うものなのです。

今回も、受付けでそのコミニュケーション用紙に
筆記具も付けてみなさんにお渡しした関係で、
とてもたくさんのコミニュケーション用紙が
やり取りされました。

同じ教室のお友達への手紙のほか、
まったく知らない人への手紙も結構やり取りされていて、
子供達にとってはそれがとっても嬉しかったようです。

今週のレッスンでも何人かの子が、
「先生、見て見て!こんな手紙が・・・全然知らない人から!」
と興奮げに持って来て見せてくれました。

何人かの子は、さっそく返事も書いて、文通も始まっているようです。

同じ会場で、同じ体験をしたもの同士・・・
きっとアドバイザーの先生からのコメントより、
もっと嬉しく、もっと感激だったのかもしれません。

その中の1通を紹介します。

「今日まっているとき、がんばろう言ってくれてありがとう。
私はちょっとやるきがなかった。
けどがんばろうと言ってくれたから、がんばれてうまくひけたよ。
ありがとう。うれしかったよ。
〇〇さん、すごくじょうずでびっくりした。
私もがんばろうと思いました。
私は△△小学校の3年です。お手紙ください。
がんばろうと言ってくれてありがとう。」

きっと、参加者席で出番を持っているとき、
隣同士になって小声で話をしたのでしょうね。

なーんかとってもほのぼのとした気持ちになりました。

その他、このコミニュケーション用紙は、
アミューズの大人の方達の間でもやり取りされておりました。

ステップが終ったあとでは、
会場のロビーでは、たくさんの参加者、見学者の方が
わいわいと談笑されていて・・・

いい光景でした。

ピアノを通じて、心が通い合う仲間が増える・・・
素敵なことです。

11月の神戸東ステップ、楽しみだな~~!

レベルがどうのなんて、ぜーーんぜん関係ないです。
たくさんの方とお目にかかれるのを、楽しみにしています!!

2003年06月05日 | この記事のみを表示 | 8.未分類 | コメントは受け付けていません。

広島西ステップ、終りました。

昨日の広島西ピアノステップ、無事終りました。

心配していた台風もどっかに行ってくれて
好天に恵まれました。

95名の参加者、一人の欠席もなく、
全員無事完走・・・じゃなくって完奏!・・・です。\(^o^)/

3年目ということで、スタッフも本当にきびきびと動いてくれ、
おかげで私はステージの後ろで自分の生徒を含め
ほとんどの人の演奏をゆっくり聞くことができました。

大きなステージで弾く自分の生徒の演奏・・・
離れて見ると、日頃のレッスンでは気付かないようなことを
いくつか発見することができました。

「あ・・・この子のこんなところ、もっときっちり直さなくちゃ・・・」
などなど・・・

ステップは生徒のためばかりでなく、先生のためにも
とっても重要な意味を持っている・・・そんなことを思いました。

で・・・最後の6部、アミューズの大人の方13人の演奏・・・

「憧れていたピアノをやっと始めて1年になります。」
と言うコメントのあと、ポーンと鳴らされたピアノの音には
その方の思いがいっぱい詰まっていました。

ピアノの音ってこんなにも人の気持ちを現わせるものなのか・・・
と思いました。

大人になってから始めた方、何十年ぶりの再開の方まで様々ですが、
1人1人のピアノへの思いが音となって現れ、
感動のひとときとなりました。

こんなに感動してる人なんて、私だけかしら・・・と思っていたら・・・
直後のアドバイザーの先生のコメントは
「感動で、胸がどきどきしています・・・」で始まりました。

あ・・・やっぱり私だけじゃなかったんだ・・・

帰ってみても、「第6部の大人の方、皆さんすばらしかったです・・・」
と言うメールがたくさん・・・

下の写真はピアノを習い始めて9ヶ月・・・
と言われる男性の演奏風景です。
フォスター作曲「サジェ」と言う曲でした。
これも素晴らしかった~~~!

皆さん、本当に素晴らしい演奏を、ありがとうございました。

ちょっと気が早いけど・・・来年は5月30日(日)の予定です。
たくさんの方の参加、お待ちしています!m(_ _)m

2003年06月02日 | この記事のみを表示 | 8.未分類 | コメントは受け付けていません。