2005年01月27日の一覧
グループ・ソルフェージュその後・・・
今月から小学生の生徒対象にスタートした
「グループ・ソルフェージュ｣
小１，２年のクラス、６名(２クラス)
小３以上のクラス、５名（２クラス)
という形で、スタートしました。
希望者を募ったところ、
やはり昨年のＰＴＮＡコンペティションや
ＰＴＣのコンクールに参加した生徒中心に
参加を希望してくれました。
コンクールはピアノに対する関心を
ぐっと高めてくれるんだなーということを
実感しています。
今日も小１，２年のクラスの第１回目と
小３以上のクラスの第２回目のグループソルフェージュの日でした。
どの子もまず、音がきっちりと取れるのには感心します。
音さえ取れれば、聴音の指導は本当に楽です。
これは、導入の時期、
楽譜を「歌う｣ことを徹底しているからだと
私は確信しているのですが・・・
楽典に関しても、
日頃のレッスンではさらっとしか言えないことを
じっくり時間をかけて説明できるので、
きっちりと理解していってくれるようです。
一番メインとしてやっていきたいと思っている
「耳トレ」（音楽家の耳トレーニング)では
今月はどのクラスも
ヘンデルの｢ハレルヤコーラス｣
を教材として取り入れました。
作曲者のこと、当時の時代背景、音楽様式、
曲が作られたエピソード、楽器編成等の話、
また何調か、何分の何拍子か・・・まで子供達が聞き取り、
小３以上クラスは、冒頭部分を楽譜に書き取るまで
行きました。
レッスンの最後は初見での連弾です。
最初はおっかなびっくりだけど、
だんだん他の人の音も聞けるようになり、
ちゃんと音のバランスが取れるようにもなりました。
短い時間ではあるけれど、
通常のレッスンではできないことがあれこれでき、
これが子供達の潜在能力の芽を伸ばしてくれることと
信じています。
まだまだこちらも慣れておらず、
テンションあがりっぱなし状態ですが、
終わってから
「とっても楽しかったって帰って来ました｣
とのお母さんからのメールに、疲れも吹っ飛びます。
まだまだ、これからどう展開させていくか、
これを受講していない生徒にも、
この内容をどう取り入れていくか・・・など
いろいろ課題もありますが・・・
とにかく、無事スタートしました。
一番楽しんでいるのは・・・もちろん私！・・・です。(^_^)
