2005年12月の一覧
良いお年を！
先日夫とふとしたことから
「私たち、宝くじで１億円当たっても、
きっと仕事辞めないだろうね～」と言う話になりました。
お互いとても幸運なことに、
自分の好きなことを仕事にしています。
これほど幸せなことはないような気がします。
（ま、宝くじは買わないので、当たる事はないですが・・・（笑））
そんな、好きな仕事をしていることに加えて、
今年は嬉しいことがたくさんたくさんありました。
目標に向かってこつこつと頑張ってくれる生徒たち、
そしてそれを全面的に応援し、協力してくださる
ご家族の皆さんのおかげです。
ひまわりのように、太陽に向かって
ぐんぐんと成長を続ける生徒たちに
置いてきぼりにされないように、
私も、頑張って進化して行かなければ・・・
と思っています。
今年の仕事は一応今日でピリオド・・・
このお正月はうちで過ごす予定なので、
明日あさっては掃除とお正月準備に明け暮れます。
おせちも作らなくっちゃ！（←本当か？？？）
来年も良い年になりますように！
皆様も、どうか良いお年をお迎えください！
Marry Christmas！
先日レッスンにやってきたＭちゃんの
「夢」の話が頭から離れません。
「学校の帰りにね、ナイフを持った人に追いかけられて・・・
でもね、他の男の人が助けてくれて・・・
でも、その人も変質者だったん。
そして、また助けてくれた人が、また変質者で・・・
５回ぐらいそんなことがあって、
やっとお母さんが来てくれて助けてくれた・・・・」
次々と起こる、凶悪な犯罪が
子供たちの大きな心に影を落としているんだなー
と言うことを強く感じます。
今日はクリスマス・・・
たくさんの子供たちが
枕元に置いてあるサンタさんからのプレゼントに
大喜びしたんだろうな。
来年こそは、子供たちの笑顔が消えない
世の中でありますように・・・
地下鉄で・・・
韓国では、移動はほとんど地下鉄を使いました。
何と言っても900～1000W（100円くらい）で
市内のほとんどのところに行けてしまうので
とても便利なのです。（乗り換えもＯＫ）
で、楽しいのは地下鉄の中での人間ウォッチング・・・
今回も「へぇ～～～」がいくつか・・・
その１
日本と同じく「優先席」はあるけれど、
混み合っていて立っている人がいるのに
優先席には誰も座っていない・・・と言うことがよくありました。
何度乗っても、若者が座っていることは皆無！
さすが儒教の国だ～～！
その２
なんと地下鉄内に「物売りおじさん」がいた！
突然立ち上がって大声で演説（？）を始めたかと思うと
持っている「手袋」を売り始めた・・・
私の隣の女性も買っていました。
入り口付近には、人の背の高さほどの
大きなダンボールが・・・（商品が入っていました。）
どこでも商売をするんだ～～！
たくましい！
その３
昨年の韓国旅行のときにもここに書いたけど、
やっぱり女性がみんな肌がきれい！
年配の方でもきめが細かくてつるつるしてます。
おそるべし「キムチパワー」？？？
あととってもきれいな二重まぶたの女性が多いのは
もしや「プチ整形？？」（笑）
話変わって、今日は広島、すごい雪です～。
午前中のレッスンはすべて中止・・・
午後からは・・・
う～ん・・・どうなることやら・・・
韓国に行ってました。
突然夫と
「今年一年お疲れさん旅行しょうか～」
という話が盛り上がり、
「マイレージが溜まってるんで、
韓国行き往復航空券2人分もらえるぞ」
と言うことで、金曜日から韓国に飛んでおりました。
たぶん寒いだろうな～・・・と思っていたんだけど、
やっぱりとっても寒かった！
道路はあちらこちらが凍結、
雪はそれほど降らないのだけれど、
「カキ～～ン」と冷たいソウルでした。
いつものように朝はホテルのプールでひと泳ぎ、
昼前からごそごそと支度をして（防寒具に身を包み・・・）
ショッピング、食べ歩き・・・と
あちこち徘徊してきました。
今回一番気に入ったのは「仁寺洞（インサドン）」という町・・・
陶磁器や茶道具、古美術品店、
若手のアーティストのギャラリーなども立ち並び
一歩脇道に入ると
昔ながらの韓国の街並みや伝統茶の店なども点在する
とても魅力的なところでした。
そこで食べた「サンバプ」という料理・・・
サンチュやエゴマなど山盛りの葉っぱの野菜に
肉やご飯、キムチなどを乗せて巻いて食べる
ヘルシーな料理です。
韓国の野菜って、一つ一つがしっかり味があって
とても美味しかったです。
他にも、現地の人がいっぱいの小さなお店にぷらっと入っては、
美味しくて安い韓国料理を食べまくってきました。
（2人で思いっきり食べて飲んで、3000円位！！）
韓国の人は、本当に皆親切でフレンドリー・・・
今回もいい思い出がいっぱいできました。
で・・・帰って広島空港に降り立つと・・・
え？あの白いの何？
ひゃ～～！すごい雪だ～～！！
広島は17センチも積雪したそうです。
いや～・・・びっくりでした！！
↓「サンパプ」です。
このお皿にたくさ～んの種類の野菜がいっぱい入ってました。↓
名古屋へ・・
ステップの審査のため
先週末から名古屋に行ってました。
土曜日のグループソルフェージュが終わってから
すぐに新幹線に飛び乗り・・・
８時前に名古屋に到着しました。
名古屋・・・
ずーーいぶん昔、まだ独身の頃
家族で旅行した記憶があります。
何故か「せっかく名古屋に来たんだから
みんなでパチンコしよう！」と言うことになって
一家５人で並んでパチンコをした記憶が・・・（笑）
何十年かぶりの名古屋でしたが
感想は・・・
うわ、やっぱり広島より都会だわ。（当たりまえ・・・？）
ホテルに到着してから
ホテルのコンシェルジュお勧めの
焼き鳥屋さんに行きました。
で、もちろん頂きましたよ・・・名古屋コーチン！（笑）
外はカリッ、中はジューシー・・・
なかなか美味しかったです。
次の日のステップは、
市内にある某楽器店主催のものでした。
時期的なこともあり、
音大を受験する方々も何人か
腕試しに受けに来られておられました。
プレッシャーを感じながら、
必死でコメントを書かせて頂きました。
皆さん、志望校に無事合格されますように！！
夕方は、スタッフの先生方と懇親会・・・
「名古屋弁、みなさんあまり使われないんですねえ」と聞くと
「みゃーみゃーとか、ぎゃーぎゃーとか・・・
誰も言いませんよ～。
テレビで誇張して言われすぎてるんですよね。」
とのこと・・・
そうなんだ～・・・・
他にも・・・名古屋のお嫁入り事情（ド派手な？）も
もう過去のこと・・・
トーストにあんこを塗って食べるのも
「私食べたことないですよ～」とのこと・・・
そうなのか～・・・
結構こちらが「名古屋はこうなんだろう」と
思い込んでいるってことってあるんだな・・・
スタッフの先生方との楽しいおしゃべりに
あっという間に時間も経ってしまい、
日曜日ももう一泊して
月曜朝、広島に戻ってきました。
名古屋も朝雪がちらちらしていたけれど・・・
あれ～、広島もまた雪だわ。
明日の朝も積もるかも・・・です。
↓ホテル近くに、名古屋のテレビ塔がありました。
ライトアップされていてきれいでした。
ホットカーペット
神戸の折田さんに
「レッスンルームにホットカーペットを敷いたら
とっても快適！」という話を聞き、
「な～るほど～～」とさっそく実行してみました。
うちの教室には・・・
ピアノの椅子の下、１畳用くらいのが良さそう・・・
２軒ほど家電店を回った末、
結局は通販で１畳用、本体カバー一体型という
ホットカーペットを買いました。
さっそく椅子の下に敷いてみると・・・
いや～、これがめっちゃくちゃ快適です！！
下からぽっかぽっかと気持ちよくって、
レッスンしながら「足裏健康法」です。（？）
エアコンをつけていても、
夕方から足元がしんしん冷えていたのが、全くなし！
レッスン終わった時の疲れ方も
随分違うような気がします。
で、私だけほかほかでも申し訳ないなーと思い
お母さん方に座って頂くソファーのところにも
同じものを敷きました。
これもなかなか好評！
「うわ～、暖かいです！」と喜んでもらっています。
で、今日レッスンにやってきた
年長さんのＳちゃんの一言・・・
「うわ～、あったかい！おいし～～！」
そうか・・・暖かいのは、美味しい気分なのね！(^o^)
受賞記念演奏会
昨日の受賞記念演奏会
無事終わりました。
午前中のリハーサルに行ったとき
少し不安げな表情をしているのが
心配だったのですが・・・
（実は少し風邪気味だったとか・・・）
さすがＨちゃん！
本番では心のこもった、素晴らしい演奏をしてくれました。
談話室でUMIさんも書いてくださっているように
彼女の立ち振る舞い、姿勢、上腕のしなやかな動き・・・
バレエをやっていることが生きているのだと思います。
特に２曲目は、彼女の年齢にしては
少し背伸びの曲ではあったのですが、
レッスンで聴いていた時よりもはるかに豊かな表現力で
見事に弾ききってくれました。
今回の演奏会、新聞に何度も案内が載った事もあり
大ホールは立ち見が出るほどのお客さんでした。
Ｈちゃんの学校の先生やお友達も
たくさん駆けつけてくれたとのこと・・・
うちの生徒たちも、たくさん聴きにきてくれていました。
帰ってみると生徒から
「すごくじょうずでびっくりしました。
どうしたらあんなにじょうずになれますか？」
という生徒からの可愛いメールが何通か届いていました。
「毎日のつみかさねですよ。
毎日こつこつがんばれば、○ちゃんもじょうずになれるよ。」
と返事を返しました。
「もっとじょうずになりたい」
そう思うこと・・・何より大事だと思います。
もっと上手になるには、練習が大切なこと、
練習の中身を工夫すること、
その曲がもっと素敵になるにはどうすれば？
と頭をひねること・・・
そんなことの積み重ねで
子供たちは我々の想像をはるかに超える成長を
するのだと思います。
こういう演奏会に親子共に足を運んでもらうことは
とっても大事なのだなーと
しみじみ感じました。
で、一転今朝起きてみると
すご～～い雪です。
今日は・・・
う～ん、みんなうちまで辿り着けるだろうか・・・
昼過ぎまでに止んでくれればいいのですが・・・
↓（昨日の画像です。
撮影不可だったのですが、内緒で隠し撮り・・・(*^_^*) ）
明後日・・・
中国ユースコンクールの
最優秀賞受賞記念コンサート、
いよいよ明後日となってきました。
Ｈちゃん（小３）の演奏曲目は
レビコフの「メランコリックワルツ」と
シャミナーデの「牧神 Ｏｐ.６０」の２曲です。
シャミナーデはドビューシーとほぼ同じ時期に活躍した
フランスの女流作曲家・・・
なんでもビゼーがお隣に住んでおり、
「僕の可愛いモーツァルト」といって大変に可愛がってくれたそうです。
当時の音楽学校は、女性の入学ができなかったのですが
ビゼーの計らいでたくさんの優秀な音楽家が彼女の家に通い
音楽の勉強を積んだのだそうです。
その後ピアニストとしても作曲家としても
人気を博した彼女ですが、
勃発した第一次世界大戦では
看護師として働き、激務の末片足を切断したとか・・・
そんな波乱万丈の人生を生きたシャミナーデですが、
作品は女性としての感性が溢れる、素敵な作品です。
先日そのシャミナーデ本人が
「牧神 Ｏｐ.６０」を演奏しているＣＤを
Ｈちゃんのお母さんが見つけ、持ってきてくれました。
この時代の作曲家本人の演奏が聴けるなんて
驚きです。
で、聴いてみて「ひゃ～～～！」
何と言いましょうか・・・
この曲がコンクールの課題曲になったとして
この演奏をしたら確実に落ちるな～・・・（笑）
楽譜通りとはとても言えないし、
気分だけで弾いている・・・と言う感じでしょうか・・・
でも何度か聴いているうちに
「そんなものなのかもしれないな～」と思ったりもしました。
バッハはもちろんのこと、
モーツァルトだってベートーヴェンだってショパンだって・・・
もし作曲した当の本人の演奏が残っていたとしたら
我々の想像とはまったく違うものだったりして・・・
曲を作った時の思い入れだけがどんどん増幅して
楽譜に書かれていることなんて
どんどんと変化（進化？）していってしまうのかもしれません。
我々は必ず生徒に
「楽譜はその曲の唯一絶対的な情報・・・
きちんと正確に読みなさ～い！」
と口をすっぱくして言うのだけれど、
作った本人にとっては、
楽譜はどんどんと過去のものになっていくのかもしれません。
そんなことをＣＤを聴きながら
思ったのでした。
あ！もちろん「楽譜は適当に見ていい」ってことではないですよ。
楽譜に忠実でなくていいのは、
曲を作った本人と、
道を極めた巨匠と言われるピアニストだけ・・でしょうか・・・
で・・・
もしシャミナーデさんが今生きていて
明後日のＨちゃんの演奏を聴いて下さったら
なんて言われるだろう・・・
きっと「こんなに素敵に弾いてくれて・・・嬉しいわ！」と言って
ほっぺに「チュッ！」をしてくれるのでは・・・と思います。（笑）
この演奏会、
明後日、日曜日午後２時・・・広島市南区民文化センターです。
是非皆様おいでください！
