2007年06月05日の一覧
セミナーも無事終了!
月曜日の江夏先生のセミナーも
無事終わりました。
我々と同じく、小さな子供から大人まで
たくさんの生徒さんを育てている先生ならではの
とても為になるお話をたくさん聞く事ができました。
いくつか要約すると・・・
できない生徒を生徒のせいにしてはいけない。
「できない生徒」は指導者のせい・・・
自分にしかできない指導で、どんな子でも可能性を伸ばすことができる。
キーボード、電子ピアノしか持っていない生徒は
「夢」を持たせる絶好のチャンス!
「たくさん練習して上手になって、いつか本当のピアノ買ってもらおうね」
と言って生徒と一緒に夢をふくらませて欲しい。
コンクールは結果に振り回されず
目標に向かって一生懸命になることが素晴らしいのだと
いつも生徒に言ってあげることが大切。
コンクールによって、どんなものが良く、どんなものが悪いのか
聴く耳を育てていくことが1番の収穫である。
また国際コンクールなどにもどんどん出かけ
世界のトップを知ることで
自分の位置を知り、指導者として上を目指して欲しい。
生徒を惹きつける先生になるためには
人の真似をしてもだめ。
自分の魅力を自分が知り、
キャラクターを磨きあげ、生徒にとっての魅力的な先生になること。
また小さい子に対して、夢を壊さない先生でいること・・・
「あなたの手はピアノに向いていない」
「体が小さいからピアノには不利」などは
絶対に言ってはいけない言葉。
今活躍しているピアニストのなかでも
恵まれない体格や手を克服して花開いている人は大勢いる。
ステージに上がる時には
「客席のお客さまに聴いていただく」という意識を持って欲しい。
決して華美な服装・・・というのではなくても
ステージ上でふさわしい服装をする・・・というのは
とても大事なこと。
それを生徒や保護者にもきちんと伝えるべき。
指導者はクラシックばかりでなく
ジャズ、ポピュラーなどの音楽にも
興味を持ち、勉強して欲しい。
お母さんばかりでなく、
お父さんにも協力を仰ぎ、
子供さんのピアノを家族で応援する雰囲気を作ってもらう・・・
などなど・・・
まだまだ書ききれない内容ですが、
とても納得するお話ばかりでした。
以上で2日間に渡るステップ、セミナーも終わり・・・
あとは残務整理です。
ステップにご参加くださった皆さん、
セミナーに来てくださった先生方、
ステップのお手伝いをして下さった先生方
ほんとうにありがとうございました!!!