2010年10月25日の一覧
聴く子は伸びる!
昨日の発表会に来てくださった
Siesta先生からのメールに、
「私の隣に座っていた出演者の生徒さんが
プログラムに「花丸」を付けながら、
「すごい」とかコメントを書きこみながら聴いていましたよ。」
とありました。
これ・・・実は私の作戦(?)でして・・・
前々回くらいの発表会から、小学生の生徒には
「当日は鉛筆を持って行ってね。」と言っています。
1人1人に渡したプログラムに
気に入った曲、感動した曲、いつか弾きたい曲などを
チェックするように言っているんです。
「聴く子は伸びる」との一言を添えて
発表会のお願いを書いたプリントにも、
そのことは親御さんにもお伝えしています。
次の週にレッスンをお休みしないのは
その「チェック付きプログラム」を見たいからもあります。
「へ~」と思うこともあるんですよ。
子供たちは難解な曲より、知っている曲が好きに違いない
と思うと、そうでもなくって・・・
知らない曲でも、やはり気持ちのこもった演奏には
大きな花丸が付いていたりします。
「良かった~!」と感じた曲が
それぞれ大きく違うのも面白いです。
そして「チェックして先生に見せる」・・・ことが必要なので
もちろん自分の演奏以外はロビーで時間潰してる
何て子も皆無です。
「先生の発表会、すご~く静かだし
皆一生懸命聴いてますね~」とよく言われますが・・・
理由はお解かりになったかと思います。
そしてもう1つ、
その生徒達にこんなことも言います。
「あなたの演奏も、他の人に丸をつけてもらえるように
演奏しなくっちゃね」
例えば小学低学年の子には・・・
こんな話もします。
「今回ね、ピアノを始めたばかりの年中さんも出るんよ。
でもね、まだ1人で弾けないから先生と連弾するんよ。
だからね、〇ちゃんが1人で弾くのを聴いて
『あ~、いいな~、私も小学生になったらあのお姉ちゃんみたいに
1人であんな素敵な曲弾きたいな~』って・・・
そう思ってもらえるような演奏しなくっちゃね。」と・・・
子供達の目が「キラリ!」と輝くんです。
どんなちっちゃい子達だって、誰かに憧れてもらいたいんです。
そのためには、練習しなくっちゃ!
心を込めて、きれいな音を出して、素敵な演奏しなくっちゃ!
そう思ってくれるようになるんです。
今日も子供達は、チェック付きプログラム
持ってきてくれました。
それを見ながらいろんな話をして・・・
楽しかった~!
お母さまからも、
「感動して涙が出ました」との話を聞いて・・・
あ~、疲れも吹っ飛ぶ思いです・・・
↓今回のステージ花です。
さすがフォヤージュさんです!
夫がいろいろな角度から撮影してくれました。
で、恒例の記念品ケーキはこれ!
「クラークシーゲル」さんのピアノ型ケーキです!
ふわふわで美味しかった!
我が家の分は、ほぼ私1人が完食!(笑)