2011年12月の一覧
今年も・・・
残り僅かとなりました。
この1年、病気も怪我もせず、
レッスンを休むこともなく、仕事のドタキャンもなく、
何とか無事にやって来れました。
家族も、春に父の入院と言うドタバタがありましたが、
元気に復帰し、3人と一匹で新しい年を迎えることができます。
この歳になると、こう言うことが
あたりまえでないことがわかってくるだけに、
本当にありがたいです。
仕事の面でも、
生徒達に背中を押してもらい、
何とかやって来れました。
この年末も、ベーテンピアノコンクールと
日本クラシック音楽コンクールの全国大会に出場した生徒が
ベーテン・・・第1位、クラコン・・・第3位という
見事な賞を受賞したと、連絡をくれました。
青柳いずみこ先生や、伊藤仁美先生と言う
素晴らしい先生方に絶賛して頂き、
直接話しかけても頂けたと聞き・・・
いや~!感激です。
ピアノの演奏は、これが正解、というのが
ない世界だと思います。
最後には、ステージでの演奏が
客席にいる人たちの琴線に触れるか否か・・・です。
そういう意味から、
うちの生徒達・・・
客席におられる方々の
心をとらえる演奏ができるようになったんだなーと
思います。
まっすぐな気持ちで
これからも音楽と向き合い、
素敵な演奏を聞かせて欲しいと思っています。
それから・・・
大事なお知らせを1つ!
神戸在住の折田信枝先生の
「コードネームでひいちゃおう」の本の
続編が出ました!
これです!
両手になったらコードネームでひいちゃおう2
模範解答編
~伴奏でこんなに変わる!簡単アレンジ術~
折田信枝
先週、できたてほやほやの新刊を、
折田さんが送ってくれました。
2009年に出版された
両手になったらコードネームでひいちゃおう1、2は
こちらでも紹介させて頂きましたが、
この本は、2巻と併用して使ってもいいし、
1巻終了からこちらに行ってもいいかなーと思います。
折田さんは、私の元生徒です。
制服姿でうちにブワ~~っと走ってきて、
ピアノと電子オルガンをブワ~~っと弾く姿が
記憶に残っていますが・・・
もう下の子供さんが大学受験だとか・・・
いや~、私も年を取るはずだ!(笑)
この本も、じっくり拝見させて頂きましたが
本当によく勉強している!感心しました。
専門家ではなく、日々子供達の接している
町の先生の視点で作られた本なので、
どなたにも使って頂ける本だと思います。
上の画像をクリックして頂くと
AMAZONに飛びますし、
お近くの楽器店などにも並んでいると思います。
是非手にとって、ページを開いてみて下さい!
・・・と言うことで、
本当にこの一年も、
拙いブログにお付き合いくださり
ありがとうございました。
来年もこんな調子でぼつぼつと・・・
やって行きたいと思っています。
ではでは、どうかみなさま、良い年をお迎え下さい!
生徒たちの感想・・・
新しいピアノ・・・
まずびっくりしたのは、
とてもデリケートだと言うことです。
加湿器をかけると、すご~く音が変わる・・・
これは調律師さん曰く、
しっかり乾燥させた状態で
ラップでぐるぐる巻きになってきたので
(そうなんです。ぐるぐる巻きでした・・・)
まだこの部屋の湿度に対応しきれていないらしく・・・
あと、朝と夕方と・・・気温の変化でも
若干音が変わるように思いました。
まるで生きものだわ~~
で、生徒達の感想・・・
半分くらいの生徒は、ピアノが入る前に
今年のレッスンを終えてしまったので、
何人かの感想しか聞けていませんが・・・
小さい子達は、おおむね・・・不評!(笑)
音がで~~ん(注:出ないってことです!)・・・と言います。
前のピアノがよく音が出てたのと、
新しいピアノはやはり鳴り出すまでしばらくかかりますし、
私が特に「おとなしめ」を選んできましたのでね・・・
ですが、やはり大きい子になると・・・違います。
必要な時には、ピシッと鳴らしてくれますし、
いい感じで弾いてくれます。
おお!さすが~~!です。
大きい子達の感想は・・・
一番多いのは・・・音がまろやか!
(これは夫も父も同じ感想・・・)
あと、優しい音、弾いてて気持ちいい・・・など。
そしてある高校生の感想は・・・
「ホールのピアノを弾いてるみたいで、緊張する!」
な~るほど・・・
ホールにあるピアノと、同じような素材、行程で
作られているそうなので・・・
納得のご意見!(笑)
ホールのピアノ同様、鍛錬された指、
音を聴き分ける確かな耳がないと、
なかなか弾きこなせないってことで・・・
小さい子達は、
新しいピアノ=きっとすごくいい音なんだろう、
と言うのが裏切られたのかもしれませんが・・・
もう数年、しっかり鍛錬してね~~~!・・・ってことです!(笑)
で、やはりレッスンの中身も変わってきました。
まあまあ完成したかなーと思っていた曲が、
このピアノで聴くと・・・うん??
メロディーをもっとくっきり歌って~、とか
内声やバスとのバランス、もっと聴いて!、
あ~!その弱拍の音が飛び出たよ、
などなど、細かなところがやたら気になります。
ちょっとした指のコントロールが
全部音に反映する、と言うことでしょう。
それともう1つ、
フォルテの和音の響きが足りない・・・
で、レッスンしていて気付いたのは、
発表会やコンクールの前に
ホールを借りてレッスンした時と同じだなーってことです。
この時もいつも、
教室で聴いて、まあいいじゃない、と思っていた演奏が、
あっら~~!ってなるのです。
で、
「メロディーが独り言みたいで、なに言よるかわからんよ~」とか
「フォルテの和音がしょぼいよ~。立って弾け~!」とか・・・
(フォルテは、立って弾くとよく鳴るのです・・・)
私は客席から叫び散らす(笑)ことが多々あるのですが・・・
もしかしたら・・・
このピアノでレッスンをしていけば、
もうホール練習になってから「あちゃ~!」って事がなくなるのかな?
ヤマハの営業のKさんが
「このピアノが来たら、先生の生徒さん、
ますます上手になられますよ~」と言ってくれて、
「そうですかね~、そうだと良いんですけどね~~」
と言ってましたが・・・
いやいや、これはなるはずだ!(笑)
来年は、ますます楽しみだわ~~~!
・・と、こんなことしゃあしゃあと書いていますが、
「ホンマかいな」と思われている方、
是非、来年3月11日、南区民文化センターでの発表会、
聴きにいらしてくださいね~~!
って、早々と宣伝してしまった・・・
でもまだ、曲を決めていない生徒が
3分の1くらいいます。
年を越えてしまって、ごめんね~~~!(汗)
新しいピアノがやってきた!
今さらですが、
ピアノがやってきた日のドキュメントです!(笑)
まずは・・・このピアノとはお別れです・・・
11年前購入したピアノです。
特注だったので、4ヶ月くらい待ちました。
待って待って、やっとやって来たピアノです。
嬉しかったな~~~
そして、今いる生徒のほとんどは
このピアノが育ててくれました。
このピアノを買った当時には
想像もできなかったくらい、生徒達のレベルも上がりました。
このピアノのおかげかも・・・
生徒達の頑張りも、喜びも、悲しみも・・・
みんな見てきてくれました。
窓から出発です。
うちは道路に面した窓があまり大きくないので
裏側の窓から搬出したんです。
なので、このように
びゅ~~んと屋根を飛び越えて・・・・
うわ~怖い!
そして、またまた新しいピアノが
びゅ~~んと空を飛んでやって来ました。
窓から・・・コンニチワ!
ヤマハS4Bさんです。
みなさん、よろしくね!
前のピアノも、
とっても親しくしてもらっている先生の家に
お嫁に行ったんです。
なので・・・またいつでも会えます!
その先生のところの生徒さんも
アドバイスレッスンなどでよく知っている生徒さんが多いので・・・
その子たちが弾いてくれると思うと
とっても嬉しいです!
そして、新しいピアノでレッスンを始めてから
3日が経ちました。
みんなの反応は・・・
また後日!
何をもったいつけてるんでしょうね~~~(笑)
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金沢から・・・
無事に帰ってきました。
木曜日の午前中、
待ちに待った新しいピアノが到着!!
ちょっとこの話題は長くなるので後日ってことで・・・
とにかくこの日のうちに金沢に到着せねばならず
その新しいピアノには、ほんのちょっと触れただけで
あとを調律師さんにお願いして家を出ました。
途中、落雷の為のトラブルで
京都からのサンダーバードが大幅に遅れるなどあり
家を出て6時間近くかかってやっと金沢に到着しました。
金沢は、やはりステップの仕事で
以前おじゃましたことがあるのですが・・・
本当に美しくてお洒落な町なんですよ。
駅を出てすぐのところもこ~んな感じ!
翌日のステップ会場の石川県立音楽堂は
駅の真ん前にあるんです。
それも、すんごく近代的なお洒落なホール!
ステップはこの中の交流ホールでありましたが
ここもとてもいい感じのホールでした。
金沢って本当に行政の、
文化に対しての意識が高いところだと思います。
で、この日の参加者は何と103組!
10時スタートで終了は20時半を過ぎましたが
感動的な演奏が続き、
全く疲れることもなく、1日楽しく過ごさせて頂きました。
特に最後の部のグランミューズでは
80台の男性の演奏されたヘンデル、
そしてピアノを始めて5年半と言う男性の演奏された
リストのハンガリー狂詩曲第2番・・・
決して完璧な演奏と言うのではないのですが
ズン!と心に響く、素晴らしい演奏でした。
そして今朝起きてみると
一面の銀世界・・・
ホテルの最上階のレストランからの景色です。
山並みが、やはり中国山地とは違います。
で、今日は私は大きな任務があり・・・
イブの夜、姉一家も招いてのパーティー(いえ、宴会)をする予定で
その開始時間までに、蟹を買って帰らねばならなかったのです!
以前にも行った、町中にある近江町市場に行くつもりだったのですが、
ステップの時にスタッフの先生達に聞いてみると・・・
近江町市場はほとんど観光客のためにある市場で
ちょっと遠いけど、海辺の港のすぐのところに
漁師さんたち自らがお店を出している市場があるそうで、
地元の人はそこで買うんですよ・・・ということで・・・
行きましたよ!タクシーを飛ばして・・・
こ~んなところでした。
(金沢港いきいき魚市)
またそのタクシーの運転手さんがとてもいい方で
市場での買い物も、付き合って下さいました!(笑)
面白いなーと思ったのは、
近江町市場では蟹が赤い甲羅の方を向けて並べてあるのに
ここでは全部お腹を向けているんです。
地元の方は、お腹の方の色や張り具合で
選ぶんだそうですよ。
で、無事にずわいがに(地元産の加能がに)と
香箱がに(ちっちゃい方です。地元の方は主にこちらを食べられるそうで・・・)
をゲット!
発泡スチロールの箱を抱えて
広島まで帰り着きました。
・・・と言うことで、今年最後のステップの仕事も無事終わり・・・
夜のクリスマス宴会も無事終わり・・・
明日から新しいピアノでのレッスンです!
みんなの反応が楽しみだわ~~!!
忘れてた!!
今日姉からの電話で
気が付いたんです。
「ね~、今年のMikuちゃんへのクリスマスプレゼント
忘れてるでしょ・・・」
あ~~~!
そうだった・・・
毎年12月中旬には、
姪っ子(Miku)へのクリスマスプレゼント
可愛い洋服やら選んで、可愛くラッピングして
カードを付けて送っていたのに・・・
今年は・・・忘れてた!!
もう買いに行く時間もなく・・・
しょうがない!
お年玉上乗せで勘弁してもらいましょう。
ま、もう小学6年生なんで、
その方が喜ぶかも・・・(と、勝手に解釈・・・)
本当にばたばたしていて、
いろいろチョンボが多いです。
メールの返信なども、送り忘れがあるかと・・・
すみません!
急ぎのことは、催促してください。
で、明日には・・・
例のものがやってきます。
今から教室の机やらPCやら
大移動です。
そして明日は搬入を見届けて
喜びに浸るまもなく金沢に行きます。
金沢・・・金曜日から4日間
暴風雪の予報・・・
ゲゲ・・・帰ってこれるんだろうか・・・
ま、とにかく「ホカロン」多めに持って
行ってきます。
↓今週のお花です。
動画!
先日の
中国ユース音楽コンクール
最優秀賞記念演奏会のDVDを
Mちゃん(小3)のお母さんが持って来てくださいました。
3曲目のグリーグ ホルベアの時代より「前奏曲」を
許可を得てYoutubeにアップします。
最後の「ブラボー」も入っています。
どなたなんでしょうね~・・・
いまだに謎です。
その声にびっくりしているMちゃんの表情も
可愛い!
急に・・・
寒くなってきましたね~・・・
ブルブル・・・
先日の広島中央ステップのレポート
事務局の中津さんがアップしてくださいました。
ご覧下さい!⇒ここです!
それからもう1つ・・・
ぎりぎりのお知らせとなってしまいましたが
お勧めの講座があります!
松本和将先生のショパン講座です。
<ショパン講座>
~ピアニスト松本和将が、ショパンの最高傑作に込めた思いを語る~
ショパン生誕200年にあたる2010年を記念し、また自身のデビュー10周年にも思いを重ねて
3年連続開催したオールショパンプログラムリサイタルも、この2012年1月7日で最終回。
今回のメインプログラムであるバラード第1番4番、幻想ポロネーズを中心に、作品を分析。
最高傑作にこめられたショパンの思いを探ります。
学習者・聴き手として曲に実際に接したときの理解・感動を深める一助となることでしょう。
松本和将―――――――――――――――――――――――――――――
幼い頃よりピアノに目覚め、高校在学中に「ホロヴィッツ国際ピアノコンクール」第3位など、
国内外のコンクールで上位入賞。また、ジュニアオーケストラでのヴァイオリン演奏や
バンド活動等で音楽の世界を広げた。
1998年19歳で「第67回日本音楽コンクール」優勝。併せて増沢賞はじめ、全賞を受賞。
1999年より、国内外での活発な演奏活動を開始。
2001年「ブゾーニ国際ピアノコンクール(イタリア)」第4位。
2003年世界三大コンクールの一つ「エリーザベト王妃国際音楽コンクール(ベルギー)」第5位入賞。
ビクターエンタテインメントより9枚のCDをリリース。
2009年デビュー10周年を迎え、東京文化会館を皮切りに、3年連続のオールショパンプログラム
全国ツアーを開始。
ショパン生誕200年にあたる2010年には、自身初となるショパン・アルバム(ライヴ録音)
『ショパンへのオマージュ〜誇り高き魂』を、アウローラ・クラシカルからリリース。
2011年7月には2枚目のショパン・アルバム『偉大なるピアノソナタ』を発売。
現在、東京芸術大学非常勤講師、くらしき作陽大学特任准教授として、後進の指導にもあたっている。
谷口厚子、芦田田鶴子、故中島和彦、角野裕、御木本澄子、パスカル・ドヴァイヨンに師事。
岡山県芸術特別顕賞、倉敷市芸術文化栄誉章、福武文化奨励賞、マルセン文化賞、
エネルギア音楽賞受賞。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆日時:2011年12月18日(日)10:00~11:45
◆場所:広島市南区民文化センタースタジオ(広島市南区比治山本町16-27)
◆聴講料:2,000円、学生1,500円
◆主催:ショパン講座企画委員会
◆協力:(株)ヤマハミュージック中四国広島店 鍵盤営業課
◆お申し込み・お問い合わせ:officeagiato@mail.goo.ne.jp
日曜日ですからね、ピアノの先生や愛好家だけでなく
学生さんにも是非来て頂きたい講座です!
是非お出かけ下さい!
ステップ&受賞記念演奏会
昨日のステップと受賞記念演奏会
無事に終りました。
まずは朝9時にエリザベト音大へ・・・
ステップの準備に取りかかりました。
会場のセッティングを終えた後は
私の仕事は、
今回行われるチェンバロ体験のお世話・・・
ステップと同時進行で行われる
チェンバロのレッスンの部屋に
出演者を誘導したり、
チェンバロの先生にお茶を出したり・・・
午前中には5名の方がチェンバロのレッスンを受け
午前の部の最後にステージでの披露、となりました。
皆、今日はじめてチェンバロに触れたとは思えない
さっそうとした演奏でした!
チェンバロの、軽やかで上品な音色が会場に広がると
会場がどこかの宮殿の一室になったような・・・
そんな感覚に包まれました。
なんとも心地よい・・・
そして演奏者が隣のピアノに移り、
今度はピアノを演奏するのですが・・・
音量の変化にびっくり!・・・なんです。
チェンバロとピアノって
こんなに音量に差があるのかと・・・
きっと参加者も、会場で聴かれた方も
誰もが思われたと思います。
だからね、バッハの作品を
ガンガンと大音量で弾くと、
違った音楽になってしまうんですよ。
それを感じてくれたなら、今回のチェンバロステップの
意義があったってもんです。
で、午前の部が終ってから
他の先生に私の役割をバトンタッチして
入賞演奏会の行われる西区民にGO!!
本番のちょうど30分前に到着すると
Mちゃんはお母さんと一緒に
練習室で他の方の練習を見ていました。
朝から本番のステージでのリハーサル、
そして練習室での練習・・・・
他の方はずっと先生が付っきりで
お世話されているのに・・・
Mちゃんは私がこんなだから、ほったらかしで・・・
初めての受賞記念演奏会・・・
さぞかし心細い思いをしたと思いますが
そんなことはひと言も言わず、
私の到着を喜んでくれました。
そのあと、ちょこっとだけ練習室のアップライトで聴かせてもらって・・・
午後1時半からが本番でした。
4番目に登場したMちゃん・・・
にっこり笑顔でお辞儀をし、
シベリウスのエチュード、ワルツ
そしてグリーグのホルベアの時代より「前奏曲」を
演奏してくれました。
生き生きと、そして堂々と
素晴らしい演奏でした。
3曲弾き終ったと同時に客席から「ブラボ~!」の声が・・・
びっくりしましたよ~!
私がよくレッスンの時に
「この曲はね、終ったと同時に聴いてる人が
『ブラボー!』って立ち上がるような・・・そんな演奏でなくちゃ!」
と言っていたんです。
なので、ご親戚のどなたかに頼んだのかな?とか・・・
本番が終ってMちゃんに会ったとき、
Mちゃんの方から私に訊ねてきたんです。
「先生、ブラボーって叫んだ人、だれ?」と・・・
「え~!Mちゃんのご親戚じゃないの?」と聞くと
「ううん。知らない・・・」
もし、知らない方がMちゃんの演奏に感激して
声をあげてくださったのなら・・・
こんなに嬉しい事はないですね。
そして「素敵だったよ~~」とMちゃんのほっぺを撫で
またステップ会場に舞い戻り・・・
20時半までステップのお手伝いをしました。
いや~・・・忙しかったけれど
たくさんの演奏を聴かせて頂き
充実した一日となりました。
↓チェンバロステップの一場面です。
↓受賞記念演奏会の一場面です。
掛川には・・・
グランドピアノの選定に行ってきたんです。
教室のピアノを買い変える事に致しまして・・・
今のピアノ、購入してからまだ11年なんですけどね。
憧れだった木目のグランド
愛着もあり、満足もしていたんですが・・・
きっかけは生徒達のステージでの演奏を聴いて、でしょうか・・・
王子ホール、みなとみらい、西区民や安芸区民ホールのピアノ・・・
いつもうちで聴いている演奏と、やっぱり違う・・・
ぞくっとします。
やっぱりピアノがいいと違うなーと・・・
私の指導力のアップグレードは、
そうすぐにとは行きまへんが・・・
楽器のアップグレードはできますのでね。
こんだけ生徒たちが伸びてきたんだ。
もっといい楽器に変えなくちゃ!
と思ったのが、11月の私の誕生日の時です。
思い立ったら早い!
11月中に契約を済ませ、今日選定となりました。
で、掛川のヤマハ ハーモニープラザに行ってきました。
まずは応接室で
選定室の室長さんにいろいろお話を伺いました。
ピアノの個体差がどうして出るのかと言うこと、
それから私が購入したS4Bというピアノは
CFX、S6Bと並んで
「特器制作室」という、社員でも簡単に入れない
特別な場所で特別な工程で作られている・・・などなど・・・
ほ~~~・・・・
そのあと、いざ選定室へ!(ドキドキ・・・・)
S4Bが3台並んでおりました。
行ったり来たりしながら、あれこれ弾き比べました。
なるほど・・・違うもんです。
1つは・・・鍵盤の感触が何か違和感があり・・・パス!
残りの2つで大いに悩みました。
全く違うタイプだったんです。
早い話は・・・ですが、
1つは表情豊かで明るくはつらつとした感じ・・・
1つはおとなしめ、でも内に秘めた何かを感じる・・・
う~~ん・・・・
選定室長さんと、特器製作室の主任さんにも入ってもらい
相談に乗ってもらいました。
今すぐ演奏会用ホールに置いて、と言うのなら
絶対に「明るく」だけど・・・
教室において、生徒達のためには
もしかしたらもう1つの方かも・・・
そして6ヵ月後、一年後の事を考えると・・・
私の思いも、お二人のご意見も一致し、
最終的に「おとなしめちゃん」に決定いたしました!
めでたしめでたし・・・
今月末にやってきますんでね、
生徒の皆さん、楽しみにしていてくださいね。
で、その後は
グランドピアノの工場見学をさせて頂いたんです。
ここは撮影禁止だったので
画像はありませんが・・・
いや~、すごかった!
広いし、たっくさーーんのピアノが・・・
どんだけあるん?ってくらいありましたよ。
一つ一つ丁寧に、そして膨大な時間をかけ
作られていました。
ピアノの弦を一本ずつ張る方の前には
大きな扇風機がありまして
風を顔面に受けながら作業してらっしゃいました。
汗が楽器に落っこちないようにだそうです。
調整も、調律も・・・何度も何度も・・・
こんなに念入りに、大事に大事に作られているのか・・・と思いました。
みなさん真剣に、精魂込めて・・・というのが伝わってきました。
この見学、どなたでもOKだそうですので、
ピアノを習っている子供達に
一度は見に行って欲しいなーと思いました。
詳細は⇒こちらを!
そのあと、ハーモニープラザに戻って
あのリヒテルが2度の来日の時に弾いたピアノが
展示してあるところも見せて頂きました。
リヒテルのサインも!
ちょっと遠かったけど、行って良かった!
楽しい一日でした!
さ、明日、明後日は
指導者検定、そしてステップ
もひとつ受賞者記念演奏会です。
これも楽しみだわ~~!
明日は・・・
ちょこっと所用があって
静岡県の掛川まで出かけます。
我が家からは
片道4時間もかかるそうで・・・
新幹線にも
往復7時間ぐらい乗っておくようです。
で、こんな時間も悪くないもので・・・
今回はこの時間に、この3冊を読破予定です。
左から
「モーツァルトの食卓」 関田淳子 著
夫が本屋さんで見つけて買ってきてくれた本。
食から見える「人間モーツァルト」とのサブタイトルが!
「大作曲家たちの履歴書」 三枝成彰 著
大作曲家達のあ~んなことや、こ~んなことまで!(笑)
チラ見しましたが、かなり面白そうな本です。(分厚いんですけどね・・・)
さてこの3冊、読破できるか!
それとも・・・爆睡か?(笑)
それから、しつこいですが・・・
次の日曜日にはこちらに是非お出かけくださ~~い!
それから、同じく日曜日、10時から20時過ぎまで
エリザベト音大ザビエルホールで
ピアノステップもやっています!
チェンバロの演奏もありますよ。
是非、西区民とエリザベトと、梯子しちゃって下さい!
全国大会
12月、1月と
いろいろなコンクールの全国大会があり、
生徒たちが東京で演奏します。
残念ながら、私はどの会場にも
聴きに行くことができないのですが・・・
先陣を切って
ヨーロッパ国際ピアノコンクールの全国大会が
2週にわたって武蔵野音楽大学 シューベルトホールで
ありました。
自由曲部門 5,6年生の部に出場のAちゃんが銅賞
新設されたジュニア特級Ⅰに出場のYちゃんも銀賞を頂いたと
連絡がありました。
2人とも、おめでとう!!
Yちゃん(中2)は全国大会で
バッハ 平均律の1巻13番フーガ
そしてリストの「献呈」を演奏しました。
中学生にとってはとても難曲で、
これをどう評価されるかと気になっていましたが・・・
外国の審査員お2人を含む4名の審査員が
皆とても高い点を付けて下さっていて
(中には97点と言う高得点の先生も!)
感激でした。
このコンクール、授賞式のあと、
ロビーで審査員の先生方に個別に話が聞けたのだそうです。
これもとてもいいことですね!
お1人の審査員は
私がピティナで時々ご一緒させて頂く某先生で・・・
ロビーでYちゃんと話しているとき
私の生徒だとわかり
「とても感激しました」と夜メールを下さいました。
そして「2曲とも、本当に素晴らしく、大好きな演奏でした。」と
書いてくださいました。
客席の人たちに気持ちが届く演奏、
聴いている方々に楽しんでもらえる演奏・・・
それを生徒達に求めています。
それが、きっとできたんですね!
実際には会場では聴けませんでしたが
ほんわか幸せな気分になりました。
あとに続く子達も・・・
そんな演奏をしてくれたらなーと思います。
今週のお花
クリスマスっぽくなってきましたよ!
松本和将ピアノリサイタル
松本和将先生のリサイタルが
年明けの1月7日(土)
さくらぴあであります。
3年連続のショパンシリーズ
最終回です。
過去の2回のリサイタルも・・・
感動を通り越して身震いしました。
最終回にふさわしい
感動のプログラムが並びます。
是非是非、お出かけ下さい!
松本和将ピアノリサイタル
~ショパンの夕べ Vol.Ⅲ~
2012年1月7日(土)
開場16:30 開演17:00
曲目
《オールショパンプログラム》
バラード第1番
バラード第4番
幻想曲ヘ短調
ポロネーズ第7番「幻想」他
一般:2500円(当日2900円)
学生:1500円(当日1900円)
はつかいち文化ホール さくらぴあ(小ホール)
チケットは、こちら⇒の
「お問い合わせフォーム」からどうぞ!!