2011年12月29日の一覧
生徒たちの感想・・・
新しいピアノ・・・
まずびっくりしたのは、
とてもデリケートだと言うことです。
加湿器をかけると、すご~く音が変わる・・・
これは調律師さん曰く、
しっかり乾燥させた状態で
ラップでぐるぐる巻きになってきたので
(そうなんです。ぐるぐる巻きでした・・・)
まだこの部屋の湿度に対応しきれていないらしく・・・
あと、朝と夕方と・・・気温の変化でも
若干音が変わるように思いました。
まるで生きものだわ~~
で、生徒達の感想・・・
半分くらいの生徒は、ピアノが入る前に
今年のレッスンを終えてしまったので、
何人かの感想しか聞けていませんが・・・
小さい子達は、おおむね・・・不評!(笑)
音がで~~ん(注:出ないってことです!)・・・と言います。
前のピアノがよく音が出てたのと、
新しいピアノはやはり鳴り出すまでしばらくかかりますし、
私が特に「おとなしめ」を選んできましたのでね・・・
ですが、やはり大きい子になると・・・違います。
必要な時には、ピシッと鳴らしてくれますし、
いい感じで弾いてくれます。
おお!さすが~~!です。
大きい子達の感想は・・・
一番多いのは・・・音がまろやか!
(これは夫も父も同じ感想・・・)
あと、優しい音、弾いてて気持ちいい・・・など。
そしてある高校生の感想は・・・
「ホールのピアノを弾いてるみたいで、緊張する!」
な~るほど・・・
ホールにあるピアノと、同じような素材、行程で
作られているそうなので・・・
納得のご意見!(笑)
ホールのピアノ同様、鍛錬された指、
音を聴き分ける確かな耳がないと、
なかなか弾きこなせないってことで・・・
小さい子達は、
新しいピアノ=きっとすごくいい音なんだろう、
と言うのが裏切られたのかもしれませんが・・・
もう数年、しっかり鍛錬してね~~~!・・・ってことです!(笑)
で、やはりレッスンの中身も変わってきました。
まあまあ完成したかなーと思っていた曲が、
このピアノで聴くと・・・うん??
メロディーをもっとくっきり歌って~、とか
内声やバスとのバランス、もっと聴いて!、
あ~!その弱拍の音が飛び出たよ、
などなど、細かなところがやたら気になります。
ちょっとした指のコントロールが
全部音に反映する、と言うことでしょう。
それともう1つ、
フォルテの和音の響きが足りない・・・
で、レッスンしていて気付いたのは、
発表会やコンクールの前に
ホールを借りてレッスンした時と同じだなーってことです。
この時もいつも、
教室で聴いて、まあいいじゃない、と思っていた演奏が、
あっら~~!ってなるのです。
で、
「メロディーが独り言みたいで、なに言よるかわからんよ~」とか
「フォルテの和音がしょぼいよ~。立って弾け~!」とか・・・
(フォルテは、立って弾くとよく鳴るのです・・・)
私は客席から叫び散らす(笑)ことが多々あるのですが・・・
もしかしたら・・・
このピアノでレッスンをしていけば、
もうホール練習になってから「あちゃ~!」って事がなくなるのかな?
ヤマハの営業のKさんが
「このピアノが来たら、先生の生徒さん、
ますます上手になられますよ~」と言ってくれて、
「そうですかね~、そうだと良いんですけどね~~」
と言ってましたが・・・
いやいや、これはなるはずだ!(笑)
来年は、ますます楽しみだわ~~~!
・・と、こんなことしゃあしゃあと書いていますが、
「ホンマかいな」と思われている方、
是非、来年3月11日、南区民文化センターでの発表会、
聴きにいらしてくださいね~~!
って、早々と宣伝してしまった・・・
でもまだ、曲を決めていない生徒が
3分の1くらいいます。
年を越えてしまって、ごめんね~~~!(汗)