2012年03月25日の一覧
感想を・・・
また発表会ネタに戻りますが・・・(笑)
今回も、小学生の生徒には
他の人の演奏の感想を書いてもらうことにしました。
前回はプログラムに記入してもらって
持ってきて見せてもらいましたが、
今回は、感想記入用のプログラムのコピーを渡して
それに書いて持ってきてもらいました。
ほぼ小学生全員のが揃いましたが・・・
これがびっくりなんですよ~~!
低学年の生徒でも、一生懸命感想を書いている・・・
びっちりと・・・なんです。
「この曲はとても好き!大きくなったらひいてみたい!」
「音がきらきらしていてきれい!大好き!」
「ラーソファミーーというメロディーがしっかりきこえてきて良かった」
「とても息のあったれんだんで、すごいはくりょくだった」
などなど・・・
思ったことを、しっかりと自分の言葉で書いてくれています。
生徒たちの感性の豊かなことに、驚きます。
これを、できるだけ本人にも伝えるようにしました。
書いてくれた相手の名前も言って・・・
「〇〇ちゃんがね、こう書いてくれているよ・・・」
と言うように・・・
みんなそのことにも、とても喜んでくれます。
親でもない、先生でもない、教室のお友達が
自分の演奏に対して具体的に感想を書いてくれている・・・
とても刺激的な、嬉しいことだったようです。
発表会に来られたピアノの先生たちが
「会場がものすごく静かで・・・びっくりでした。
小さい生徒さんが、ちゃーんと最後まで真剣に聴いてて・・・」
とおっしゃって下さいましたが・・・実はこう言う理由だったんですよ。
ある生徒のお母さんも、
「いつもコンサートなど行くと、
まだ終わらんのん?とか、あと何曲?とかぐずぐず言うのに
今回は一言も言わず、最後の1曲まで一生懸命聴いて、感想を書いてました。」
と言って下さいました。
感想を書こうとすると、聴き方が変わるし、
書いていると、長い時間でもそれほど苦痛ではないんですよね。
私たちがアドバイザーや審査に行き、
7時間も8時間もぶっ通しで演奏を聴き、コメントも書きますが・・・
「よくあんなに長い時間、聴いていられますね~」と言われますが
そんなに苦痛と感じることはないんですよ。
もしかしたら、何も書かずに、ただぼーーーっと聴いていなさい、
と言われるほうが、しんどいかもしれません。
この「感想書き」、お勧めです!
子供さんとコンサートなどに行かれる時も
筆記用具を持って行って、プログラムに感想を書く
と言うのをなさってみるといいかもしれません。
「将来弾きたい曲」を見つけて、
リストにしておくのもいいですね!
弾きたい曲がある・・・大事なことなんです!!