2012年06月06日の一覧
付き添いの方へ・・・
以前、審査をご一緒させて頂いた先生のブログを
覗いてみると・・・
先週末行かれた審査会場でのことを書かれていて・・・
思わず苦笑してしまいました。
付き添いの方へ一言・・・と言うことで・・・
コンクールのステージで
小さい子供さんの足台や補助ペダルのセッティングの後・・・
お辞儀は要りませんよ、
お母さまは「黒子」に徹して下さい、ということと・・・
ヒールのある靴でカツカツ歩くのはあまりよろしくないですよ、
と言うことが書いてありました。
確かに・・・いらっしゃいます。
セッティングの後、客席に深々とお辞儀をなさる方・・・
お辞儀は演奏者がするものですので、
セッティングの方のお辞儀は要らないです。
撤収後も・・・要らないです。(笑)
それから、靴も音のしないローヒールのものを
準備されたらと思います。
靴を脱がれて裸足でステージ・・・と言う方もいらっしゃいますが
これも、う~ん・・・と思います。
それから・・・
これは最近、随分みなさん気を付けておられるようですが、
やはり時々・・・
補助ペダルを装着する時にしゃがむと、
背中から下着がずり~~っと・・・(汗)
どうか出かける前に、しゃがんでみて
背面をチェックしてみてください。
なるべく客席にお尻を向けず、
椅子をうーんと後ろに引いて真正面から取り付けるか、
ステージ奥側から取り付けると良いと思います。
(奥側からは、結構取り付けにくいですが・・・)
それから・・・
子供さんが椅子に座った時
最後の闘魂注入!・・・ではないでしょうが、
あれこれぼそぼそ話しかけている方がおられます。
「いい、絶対走らないのよ。このテンポでね。いち、にっ、さん、わかった?」
とか・・・言っておられるのでしょうか。(笑)
最後にあまりプレッシャーをかけるのも・・・
と思います。
スムーズな進行にもご協力頂きたいし
準備ができましたら、
すみやかに舞台袖に戻られるのが良いかと思います。
一連の動きを、演奏を交えながら
お家でも練習なさるとよいですね。
「コンクールごっこ」です。
ですが・・・
こんな「ごっこ」も、すぐに必要なくなります。
あれあれと言う間に、足台も補助ペダルも
要らなくなります。
さっさと1人で舞台袖に行って、
さっさと椅子も直して、さっさと演奏してくるようになります。
中には「お母さん、会場にも来なくていいよ~」と言う子も・・・(笑)
こんなに自立するまで我が子がピアノを続けてくれたら
これはもう大成功!と思って下さい。
重い足台を会場に運び、
どきどきしながらステージでセッティングし、
舞台袖ではらはらしながら聴き・・・・
ほんの5~6年です。
短い期間ですが、
一番楽しくて、幸せな時期かもしれません。
そんな時期を、しっかり楽しんで下さい!