2012年11月18日の一覧
ショパン国際コンクール in ASIA
今日はエリザベト音大のセシリアホールで行われた
ショパン国際コンクール in ASIAの審査に行って来ました。
今日は小学生とアマチュア部門、そして大学生の部門でした。
やはりこのコンクールも
確実に年々レベルアップしています。
これが本当に小学生?と言うような演奏にも
たくさん出会いました。
とても良く響くホールではあるのですが、
やはり一人一人の音は全く異なり・・・
常日頃から自分の音に対する意識をしっかりと持つこと
脱力を含めた自分の体の状態を知り、
自分の出す音を聴き分けられる耳を持つことの大切さ・・・などなど
たくさんのことを痛感して帰って来ました。
そして、今日ご一緒させて頂いた審査員のお1人、
ポーランドのイェジ・ロマニクウ先生・・・
とっても素敵な先生でした!
まさにジェントルマンの鏡!
控室から審査席までの移動の際
いくつも重いドアを開閉せねばなりません。
当然のごとく、先に通った人は
次々に来られる先生たちが通られるまで
ドアを開けて待っているのだけれど・・・
この先生は絶対に女性にそんなことはさせない。
さっと交代してご自分がドア係をなさり、
我々を通して下さる・・・
うら若き女性に対してはありでしょうが、
我々のような「おばちゃ~ん」に対して
こんなことをなさる日本の男性は、
あまりおられませんので・・・
非常に感激した次第でして・・・(笑)
そして、最後の表彰式の時も
表彰状を渡した後、
一人一人の肩に
そっと手を置かれていたのがとても印象的でした。
きっと先生なりの
「これからも頑張りなさいね」というエールだったのだと思います。
素敵な演奏、そして素敵な先生に出会えた
ほんわか幸せな一日でした。
そして、我が家に帰って来ると・・・
じゃ~~ん!
一日かけて、夫がレッスン室をチェーーンジ!!
このことは、またゆっくりと・・・!(笑)
うちの生徒さんたちへ・・・
レッスン室、ちょこっと変わったよ。
お楽しみに~~!