2013年07月の一覧
クラシックの夕べ
昨夜は、
ワールド・ピース・コンサートひろしま2013の
「クラシックの夕べ」に行ってきました!
まずは萩原麻未さん(ピアノ)と小林美恵さん(ヴァイオリン)
の演奏から・・・
サン=サーンスのハバネラと
ラヴェルのツィガーヌの2曲です。
麻未ちゃんがジュネーブで優勝したすぐあと、
お二人のジョイントコンサートがありましたが・・・
その時から、また一層お二人ともが進化し、
お互いを輝かせる素晴らしい演奏でした。
麻未ちゃん、そして美恵さん・・・ブラボ~~!
休憩のあと、アジア・フィルハーモニー管弦楽団です。
ワグナーのタンホイザー序曲、
モーツァルトのクラリネット協奏曲 K.622
またまた休憩を挟んで
ブラームスの交響曲第4番と続きました。
このオケ・・・うまっ!
アジアの超一流の方たちが集まったオケだそうですが・・・
で、私の注目は、コンマスの樫本大進さん!
ちょうど私の席が、前から2列目の真ん中だったので、
数メートル先にはナマ樫本さんがおられたわけで・・・
いやいや、すごい!
全身全霊とは、このことを言うんですね。
ソロであろうと、オケの一員であろうと
この方には関係がないようです。
みるみる髪の毛は、シャワーを浴びたかのようにびっしょりになり、
額から滴り落ちる汗が目に入るのでしょう、
目をしょぼしょぼさせながらの熱演でした。
今度はソロが聴いてみたいな~~・・・
そして指揮のチョン・ミョンフンさん・・・
超一流の指揮とは、これなんだ・・・
特に最後のブラームスの3,4楽章は
私の目はこの方の指揮に釘付けでした。
これだけ大人数のオケを
心も体もギュッとまとめる凄まじさ!
まだこの方の指揮が、脳裏に焼き付いているかのようです。
午後7時開演で、終了は10時前と言う
長時間のコンサートでしたが、
超一流オーラをいっぱい浴び、堪能した3時間でした。
うちの生徒たちもたくさん聴きに行ってくれました!
は~、いい夜でした!
カワイ音楽コンクール全国大会
朝の飛行機が遅れ、
おまけに羽田の到着口、バスで移動となり・・・
間に合うか?と心配になりましたが
無事に到着!
リハも聴けました!
もう今年で5回目になるでしょうか、
このコンクールの全国大会に来るのは・・・
みなとみらいホール・・・何度来ても素敵なホールです!
で、リハでパチリと写しました。
Bコース Mちゃん
課題曲 糀場冨美子:新しい朝
自由曲 モンサルヴァーチェ:イヴェットのためのソナチネ
Aコース Yちゃん
課題曲 バッハ:フランス組曲 第6番より「クーラント」
マルチヌー:あやつり人形より 第5巻「あやつり人形たちのダンス」
自由曲 ラヴェル:クープランの墓 より 第6曲「トッカータ」
特別演奏に出させて頂いたMちゃん(昨年大賞を受賞)
ショパン:即興曲 第3番
プロコフィエフ:ピアノソナタ第6番「戦争ソナタ」第4楽章
演奏終了後、何人かの方に
「あなたの演奏が聴けて、ここに来た甲斐があったわ」など
声をかけて頂きました。
良かったね~~!
そして結果の方も、A、Bコース共に努力賞を頂きました。
2人とも、表彰台に上がれたので良かった!!
他の地区の方との交流も楽しく、住所を交換もしたりしたそうです!
私は最終の飛行機でダッシュで帰りましたが
3人はもう一泊し、それぞれ横浜での休日を楽しんだようで・・・
良かった良かった。。。
さあ、今週末からは
ピティナの本選も始まりますね~~~!
明日は!
久々の雨ですね~~・・・
暑さもちょこっと小休止、と言ったところでしょうか・・・
毎日ばたばたが続き、
今日が何曜日だかもよくわからなくなっています。
今日は日曜日か!
と言っても、いつも通り朝からレッスンですが・・・
で、明日は日帰りで横浜に行きます!
横浜のみなとみらいホールで開催される
カワイ音楽コンクール全国大会 ピアノ部門 ソロの部を
聴きに行きます。
A部門にYちゃん(高1)、B部門にMちゃん(小6)が
中国地区代表として出場します。
そして最後に、昨年大賞を受賞したMちゃん(中2)が
ゲスト演奏をさせて頂きます。
先月ミラノの国際ジュニアコンクールで
最高位を頂いた時の曲を演奏します。
お近くの方、聴きにいらして下さい!
チケット、チケットぴあでの販売は終了したようですが
たぶん当日券があると思います。
↑
一応問い合わせてみて下さい。→こちらへ!
12時半開場 13時開演です。
コンサートのお知らせ!
萩原麻未のお母さまから
コンサートのお知らせメールを頂きました!
まずは・・・
クラシック・レクイエムコンサート
7月31日(水)18:30予定
元安川親水テラス(広島平和公園内)
萩原麻未(P) 小林美恵(Vn)
野外でのコンサートで無料です!
是非お出かけ下さい!
前日には・・・
クラシックの夕べ 第2部にも出演されます。
→これです。
私も行く予定です!
・ ・ ・
それからもう1つ・・・
エルシステマ・ユースオーケストラ・オブ・カラカス
~日本・ベネズエラ外交樹立75周年~
* 10月8日(火曜) 18:30開演
* 広島文化学園HBGホール
* S席7000円 A席6000円 B席5000円 大学生以下1000円
プログラム
ヴェルディ:「運命の力」序曲
グリーグ:ピアノ協奏曲 (ピアノ萩原麻未)
チャイコフスキー:交響曲第5番
こーんなド迫力のオーケストラだそうです。
(5年前初来日 広島文化学園HBGホールでのアンコール)
すごいですね~~!
まだチラシもできていないそうですが、
萩原さんの方でチケット確保して下さるそうです!
希望される方、是非お早めにお知らせください。
こちらの「お問合わせフォーム」からどうぞ!!
帰ってきました。
先週土曜日、岩国錦帯橋空港から出発!
羽田から電車を乗り換え乗り換え1時間半・・・
埼玉の北本市にコンペ予選審査に行ってきました。
は~・・・遠かった~・・・
日曜日は、朝9時半からスタート、終了が20時を過ぎ・・・
参加者135組と言う大人数でした。
北本市文化センター・・・こーんなホールです。
今年は6月にイタリア行きがあったので、
7月からのスタートとさせてもらい、
今回が審査初回でしたが、
それが・・・荷の重~い大役まで仰せつかり
どよ~んと暗い先週一週間でした。
とにかくしっかり準備だけはしていかねば!!
参加者の曲目チェック、演奏時間チェック、
カットの必要があるか否か、カットするのならどこで・・・
全曲のチェックをしたあとも、何度もシュミレーション・・・
頑張りましたよ~~・・・
そして当日は、他の審査の先生方にも手伝って頂き、
どうにかこうにか事故もなく、無事終了しました。
は~・・・良かった良かった・・・
一生懸命ステージ上で弾いている参加者のみなさん、
全てうちの生徒たちと重なります。
何か月ものあいだ、いろんなことも我慢しながら
お母さんに叱られ、先生に叱られ・・・(笑)
ここまで来たのよね~・・・
そう思うと、一人一人の演奏をしっかり聴き
しっかり(汚い字だけど)コメントも書き、評価もせねばね!
20時、終わった時にはぼろぼろに疲れ果てていましたが・・・
でも、それから1時間かけて浜松町まで大移動!
朝の恐怖の通勤電車には、できれば乗りたくないので
できるだけ夜動くようにしています。
やっとお宿に到着!
すると、「お部屋、アップグレードさせて頂きました。」とのフロントの方の一言・・・
やった!ご褒美だ!(笑)
専用机もある、素敵なお部屋です。
これで超ご機嫌になり(単純・・・)
今朝も元気に早起きし、帰ってまいりました。
あ~~濃い週末でした。
あ!メールの返事、滞っています。ごめんなさいね~~~!
暑さにめげず、、、
お気に入りの岩国空港から
行ってきまーす!!
夏になると・・・
夏になると、
海外で生活していて、
夏の間だけ日本に帰省される生徒さんが
レッスンに通って来てくれます。
Y君もその一人・・・
イタリア在住の彼は、お父さまはイタリア人、
お母さまは広島出身の方です。
昨年夏、初めて我が家にレッスンに来られ、
お母さまは大学の後輩であることが判明!
大学卒業後、歌の勉強にイタリアに行かれ
そこでご結婚されずっとイタリアで暮らしておられます。
イタリアは、6月中旬から夏休みに入るので
毎年6月下旬から日本に帰省され、
Y君はこの期間だけ日本の小学校にも通っています。
小学4年生とは思えない、背がすらっと高く
かっこいい男の子です。
昨年は1度レッスンをしただけでしたが
今年は「日本のコンクールを受けてみたい!」
と言うことで、ピティナにもチャレンジしました。
6月下旬帰国だったので、7月の予選2か所を受け、
無事両方とも優秀賞を頂きました。
1回目の予選の前日
「ねえ先生、明日は最初の曲を弾いて、
2回目の(予選の)時、もう1つの曲を弾くんでしょ。」
と聞いてきた彼・・・
「え!どちらも2曲とも弾くんよ。」と言うと
「え~!そうなの?」とびっくりしていましたが・・・
ちゃんと2曲弾いてくれてよかった・・・(笑)
で、予選を終わったY君にまず感想を・・・
「初めて日本のコンクール受けてみて、どうだった?」
「イヤフォンでぎりぎりまで何か聞いている人がいて、びっくりした。」
何をしているのか、不思議に思ったそうです。
それと
「みんなお母さんがこーんな箱みたいなのを持って・・・で何か付けてて・・・」
そうなんです。
イタリアの子供たちは、足台やアシストペダルなど
使わないらしいのです。
みんな足が届かない時は、ぶらぶらさせて弾いているそうです。(笑)
ペダルも、足が届くまで使わないようです。
(と言うか、日本ほど早くにピアノを始めないようです。)
Y君は背が高いので足台はいりませんが、
みんながセッティングしているのを見て
「僕はいいの?」と不安げにお母さんに尋ねたそうで・・・
それからもう一つ、チリリン・・・とカットベルが鳴るのにも
びっくりしたそうです。
イタリアのコンクールは、カットなどしないそうで・・・
そんな初体験づくしの予選を終えて、
今度は本選曲に取りかかっています。
本選曲には「ソナチネ」を選んでいるので・・・
まずはソナチネの説明からです。
「ソナチネはソナタの小さいものって意味よね。
INEがつくと、小さいって意味になるんでしょ。」
と聞くと、「そうそう・・・」と頷き・・・
いろいろ教えてくれました。
GATTO(ガット)が猫で、GATTINE(ガッティーネ)が子猫ちゃんだそうで・・・
LIBRO(リブロ)が本で、LIBRINE(リブリーネ)はっちっちゃな本だそうです。
それから・・・
ドレミファソラシドってイタリア語なんですよね~・・・
なのでハ長調はDol maggiore,イ短調はRa minore です。
私も「ここはド マジョーレ・・・ここからラ ミノーレに変わったでしょ。」と
だいぶ上手に言えるようになりました。
最初のうちは「ここはC durだからね・・・」とドイツ語で言ってしまい・・・
あ!そうか~・・・ドレミでいいんだ・・・と思ったり・・・
・ ・ ・
来週には、トロント在住のEちゃんもレッスンに来てくれます。
Eちゃんは、この夏で確か3年目です。
背も高くなっただろうな~・・・
楽しみです!
夏は国際色豊かなのだ!!
ショパンエチュード講座
この3連休はとても忙しく・・・
おまけに来週とても気のおも~~くなるお仕事(?)もあり、
その準備やら・・・
体も精神も疲れ果てていましたが・・・
やっぱり行かねば!!
気持ちを奮い立たせて行ってきましたが、
行って良かった~~!
松本和将先生の、ショパンエチュード講座です。
今回は、作品25の方でしたが
先日エチュードの全曲演奏会をなさった上での
この作品を組曲と捉えたお考え、
また今度は一曲ずつをどう表現していくか、
困難な部分の具体的な練習方法、
また腱の結合や脱力、脳と指の関係等に至るまで・・・
とても深く、ですがとてもわかりやすいお話で、
大変に勉強になりました。
来年には、広島でもエチュード全曲の演奏会を
予定して下さっているそうです。
楽しみです!
またこちらでも、ご案内します。
↓今回のお花です。
特に、このスタンドが気に入ったのですが、
お花屋さんにそれを伝えると、
安価で譲って頂けることになりました。
嬉し~~い!
それから、こちら
ちょっと前に大人買い(?)した
全音のミニ楽譜シリーズ・・・(左上が普通の大きさの楽譜)
講座や審査の時に重宝してマス。
うちの父・・・
昨日は、中国ユース音楽コンクールの入賞者、
新聞掲載の日でした。
この日は、うちの父のテンションはなぜか高い・・・(笑)
「〇さんは・・・うん、よしよし・・・金・・・さすがじゃの。
〇さんは・・・うん、よしよし・・・」
このくらいならいいんだけど・・・
厄介なのは・・・
「〇さんは、なんで銀なんじゃ?毎年金なのに・・・」とくる・・・
そんなこと言われてもね~・・・
私が決めるんじゃないし・・・
「あのねえ、審査員の好みとかね、いろいろあるわけよ。
毎年金を取り続けるのって、難しいんよ~・・・」
・・・解説も大変なんですわ。
それにしても、うちの生徒の名前、過去の賞歴他、
よく覚えてるわ~~!
で、父は夫の会社の経理も手伝っています。
PCの経理ソフトを使って
毎日かちゃかちゃやっています。
一昨日は、昨年の決算も終わり
担当の会計士さんにお食事に誘われ
おしゃれして出掛けて行きました。
会計士さんに
「お父さんの歳で、ここまでの仕事ができる人、いないですよ!」
と言われ、かなりのご満悦で帰ってきました。
やるね~!86歳!
ですが・・・
「アンダーシャツ、だいぶくたびれてきたから2枚ほど買っておこうか・・・」
と言うと・・・
「もう来年の夏はいらんじゃろうけー(もうこの世にいないと言うこと)、
買わんでもええわ・・・」
などとつぶやく・・・
いや~・・・まだまだ大丈夫だと思いますけど?(笑)
ひまわりコンクール
この土日は、広島県三原市の
ワタナベ楽器店であった
第22回ひまわりコンクールの予選審査に行っていました。
声をかけて下さったのが
大学卒業当時から大変お世話になっている
エリザベト音大名誉教授の佐藤先生で、
この先生からの依頼を断るわけにはいかぬ!!と
行かせて頂きました。
が・・・数日前に送って頂いた楽器店からのお手紙に
「採点とコメントと、あと1人演奏するごとに、
良かった点、改善する点などをお話し下さい。」とあり・・・
え~~!
採点とコメントは、いつものことですが、
この一人一人に話をするというのは過去経験がなく、
正直焦りました。
できるんだろうか・・・
それも2日間で出演者が232名・・・わぉ~~!
会場は楽器店内のホールです。
ピアノの前に審査席があり、
演奏が終わるたびに佐藤先生と私が交代で
ピアノの前に立っている参加者に
マイクを持ってコメントするのです。
課題曲1曲を演奏している最中に、採点してコメントを書いて
何を言うかを考える・・・
脳みそフル回転で頑張りました~~!
最初、ちょっと慣れないでぎくしゃくしましたが、
だんだん慣れてくると、佐藤先生も私も
しゃべりすぎ~~~!
時間オーバーするので、もう少し短く・・・と言われてしまいましたが・・・(笑)
いつもとはちょっと違う緊張感の中でしたが
何とか2日間、頑張りました。
(特に幼児の部の時は、演奏曲がとても短いので忙しかった~・・・)
このコンクール、今回が22回目と言うこともあり、
楽器店の中ではとても大切な行事のようで、
先生たちの意気込みも凄く、
生徒さん達もとても頑張っておられました。
2日間聴かせて頂き、私もとても勉強になりました。
何とか大きな失敗もなく、
楽器店のスタッフの方にも先生方にも喜んで頂き
帰ってまいりました。ほっ・・・
佐藤先生と私の名札も、ひまわりです!(笑)
この場を借りて・・・ワタナベ楽器店の皆さま、ありがとうございました!
・ ・ ・ ・
で、ピティナの予選も、この土日が後半の山場でした。
刻々と生徒たちから報告が入り、
C級、E級で無事通過、
その他アドバイスレッスンの生徒さん達からも
たくさん報告を頂きました。
泣き笑い・・・さまざまな思いの混じる結果でしたが
これもすべて通過点です。
喜んだ人も、残念だった人も
一晩寝たら気持ちを切り替えて、
次に自分がなすべきことに向かって行きましょうね!
は~、疲れたけど心地よい疲れです。
明日からまた張り切って行きましょう!
ミラノ・レポート
ピティナのHPに
私の拙文が載りました。
ご覧頂ければ幸いです。
MちゃんのYoutube動画もアップされています!
ミラノ、カーサ・ヴェルディでの演奏です。
ラジオ収録・・・
昨日のRCCラジオは
実は事前収録だったんです。
で、先週Mちゃんと、Mちゃんのお姉ちゃんと私で
RCC中国放送に行ってきました。
ホールにあるスタインウェイで演奏すると言うので
まず少し弾かせて頂いてからラジオの収録の部屋へ・・・
そこであっちゃん(西田篤史さん)が声をかけて下さいました。
「今度わしがピアノ教えちゃるけ~の~」と言いながら
去って行かれました。(笑)
そしてトークを収録のあと
ロビーのピアノで本番です!
このピアノ、中国放送が開局したすぐのころ
購入されたピアノだそうです。
全社員の月給の4倍した・・・と言うようなことが
書かれてありました。
2度も調律をして下さっており、なかなか深みのある
良い音のする楽器でした。
この時のピアノの音を収録するマイク、
以前坂本龍一氏が原爆ドームの前でピアノ演奏された時
「絶対マイクはこれ!」と言われたものだそうです。
なんと!1本100万円以上するそうで・・・
さすがにいい音で録れていました~。
昨日のオープニングのMちゃんのショパンの音にはびっくり!
お二人ともとても素敵な方でした!
イタリアでも忙しかったけれど、
帰ってからもずっと・・・慌ただしかったです。
7月に入り、
やっと平穏が戻ってきた感じです。
Mちゃんはそろそろ試験?
私もずっとお休みさせて頂いていた審査の仕事も再開、
あと残り僅かとなったピティナ予選、
月末にはカワイの全国大会、来月はピティナ本選・・・
と続きます。
腰をドカッと据えて、取り組んで行きます!