2020年02月の一覧
あるメッセージ・・・
新型コロナウィルス感染症の広がりで
どんどんとイベントも中止になり、
一昨日の小中高校休校の要請には本当にびっくりでした。
そんな中、イタリア在住の黒田亜樹先生のFBに
こんな記事が載っていました。
休校が相次ぐイタリア・ミラノのある高校の校長先生が
生徒たちに宛てたメッセージだそうです。
ここに貼り付けます。
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ロンバルディア州の緊急対策で休校になったミラノのある高校の校長が、
生徒たちへのメッセージを同校のネット掲示板に掲載。
17世紀のミラノを襲ったペスト感染の状況を語る
マンゾーニの名著”許嫁(I Promessi Sposi)”の引用から始まる。
〜ヴォルタ高校の皆さんへ〜
”ドイツのアラマン族がミラノに持ち込む可能性があると健康省が恐れていたペスト。
それは、実際に持ち込まれ、イタリア中に蔓延し、人々を死に至らしめた…”
これは、1630年にミラノを襲ったペストの流行について書かれた”許嫁”の有名な第31章です。
見事な先見性と良質な文章。
ここ数日の混乱の中に置かれた君たちに、よく読んでみることをお勧めします。
ここに全てが書かれています。
外国人を危険と見なし、当局間は激しい衝突。
最初の感染者をヒステリックなまでに捜索し、専門家を軽視し、感染させた疑いのある者を狩り、
デマに翻弄され、愚かな治療を試し、必需品を買い漁り、そして医療危機。
君たちもよく知っている通りの名前がいくつも登場するこの章は、マンゾーニの小説というより、
まるで今日の新聞を読んでいるかのようです。
親愛なる生徒たち。
規則的な学校生活は市民の秩序を学ぶためにも必要です。
休校に至るには、当局もそれ相応の決断をしたのでしょう。
専門家でもない私は、その判断の正当性を評価することも、また評価できると過信もしません。
当局の判断を信頼し、尊重し、その指示を注意深く観察して、そして君たちには次のことを伝えたいと思います。
冷静さを保ち、集団パニックに巻き込まれないでください。
基本的な対策(手洗いうがいなど) を怠らず日常生活を続けてください。
この機会を利用して散歩をしたり、良質な本を読んでください。
体調に不備がなければ家にこもっている理由はありませんが、スーパーや薬局に殺到しマスクを探しに行く理由もありません。
マスクは病気の人に必要なものです。
感染の広がりが速いのは、発展した文明の結果です。
それを止める壁がないことは、数世紀前も同様で、ただその速度が遅かっただけです。
このような危機における最大のリスクについては、マンゾーニ、そしてボッカッチョが、私たちに教えてくれています。
それは、人間が作る社会が毒され、市民生活が荒れること。
目に見えない敵に脅かされた時、人間の本能は、あたかもそこらじゅうに敵がいるかのように感じさせ、
私たちと同じ人々までもを脅威とみなしてしまう危険があります。
14世紀と17世紀のペスト流行時とは異なり、現代の私たちには確実で進歩し続ける医学があります。
社会と人間性、私たちの最も貴重な資産であるこれらを守るために、文明的で合理的な思考をしましょう。
もしそれができなければ、”ペスト”が勝利してしまうかもしれません。
では、学校で君たちを待っています。
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以上です。
とても素晴らしい内容だと思います。
パニックにならず、感染を防ぐ一人一人ができることに目を向け
穏やかに過ごしましょう!
今週の我が家のお花です!
先週末は・・・
先週の木曜日、
ピティナ本部の組織運営委員会の会議で
またまた東京巣鴨に行って来ました。
この委員会、委員長は現早稲田高校副校長であり
ピティナ特級のグランプリに輝いたこともある金子一朗氏。
委員には「音大卒は武器になる」の著者である大内孝夫氏などそうそうたるメンバー・・・
何か私がこの中に入れて頂くことが、少々場違いな気もしますが・・・
ま、こうして地方の1指導者の意見を伝える場を与えて下さったことは
ありがたいことです。
この後懇親会という事で、遅くまで皆さんと語り明かし
翌日は5時起床!
7時の飛行機で広島に帰ってまいりました。
その足で、カワイ広島店での石黒聖菜先生の講座です。
うちの年少さんの生徒さんもだーい好きな「まいぴあの」の講座です!
たくさーんのちびっこさんの指導をしておられる聖菜先生のお話、
とても共感することも多く、実り多い講座でした。
2週続けての東京出張でしたが・・・
第25回 リトルピアニストコンサート
ふちだ楽器店さんが毎年開催して下さる
コンクール入賞者による リトルピアニストコンサート
なんと今回は25回でした。
うちの教室の生徒たちは、第1回から
毎年欠かさずに参加させて頂いていると思います。
もう25年にもなるのね!
びっくりです!
さくらぴあの大ホールと言う素敵なホールで
こんな華やかなコンサートを毎年開催して下さること
本当にありがたいです!
今年は教室からは4人が出場させて頂きました。
左から、Yちゃん(高2)、Rちゃん(小3)、Mちゃん(年長)、Jちゃん(中3)
みんなそれぞれ、持てる力を発揮して、美しい音で表情豊かに演奏してくれました。
4人の写真を撮りながら、
Yちゃん、Jちゃんも、真ん中の2人のようにちっちゃかったのにな、
子供たちが大きくなるのってあっという間だ~~~
7年前、やはりこのリトルピアニストコンサートに出演した時の
Jちゃん、Yちゃんの写真です!
かわい~~~い!♡
この週末・・・
先週の金曜日、
ピティナの委員会出席のため、東京に行っていました。
マスクは忘れないようにしなくては・・・と思って行きましたが
行ってみると・・・あれ?そんなにみんなマスクしてないぞ・・・?
東京に先生に「思ったよりマスクしてる人が少ない」と言うと
「買えないからですよ~」と・・・
そうなのか~~~
で、土曜日は朝早い飛行機で広島に戻り、
空港から直接東広島のくららホールに行きました。
楽しみにしていた、藝大早期プロジェクトです。
東誠三先生の公開レッスン、先生のお人柄が伝わってくる
素晴らしいレッスンでした。
打鍵した瞬間ではなく、そのあとの響き(周波)を聴くことの大切さ
練習は耳の働きを上げるために行うということ(指のためではない)
ほぼ完成している曲でも、ゆっくりと音にこだわって練習すること
隅々まで美しいかどうかを確認して、さらに音楽的に高めていく
腰(腹筋)で体を支え、テンポの手綱を引く
指の強化、と言う意識ではなく、手のひらの筋肉を付けていく
などなど・・・
忘れてはならないお言葉がいっぱい!
せっかく生徒が二人もレッスンを受けさせて頂くチャンスに恵まれたのです。
今回のレッスンをこれからの指導にしっかり役立てていきたいと思います。
Yくん、Rくん
レッスンの終了証と、
レッスンを受けているところを写して頂いた写真が入っている盾を頂きました。
・
で、彼ら二人はこの公開レッスン前日の金曜日には
広島市役所での「ひろしまフェニックス賞授賞式」に招かれておりました。
ピティナの全国決勝大会金賞による受賞です。
広島市長から直々に表彰状と記念品を頂いたそうです!
ピアノで頑張ったことがこうして認められること、
本当に嬉しいです!
おめでとう!!
第25回 リトルピアニストコンサート
あっという間に2月です!
今月は上旬にいろいろあります。
8日はすでにお伝えしております藝大の早期教育プロジェクト。
そして11日にはこちらです!
ふちだ楽器店主催の、リトルピアニストコンサートです。
2019年度のコンクール入賞者が集うコンサートです。
さくらぴあ大ホールでの開催です。
こちらへも、教室から4名が参加します。
Mちゃん(年長さん)
Rちゃん(小学3年)
Jちゃん(中学3年)
Yちゃん(高校2年)
昨日がリハーサルでしたが、皆頑張っています!
入場は無料です。
是非聴きにいらして下さい!