セミナー&練習会

2008.6.1

昨日は東広島の広大で行われた
石井なをみ先生のセミナーに行ってきました。

「マル秘スーパーレッスン術」と
名付けられたこのセミナー・・・
期待通り素晴らしい内容のセミナーでした。

「脱力とメカニック」では
6つの関節をどう使うとどういう音が得られるか、など
大型モニターに先生の手を映し出しながら進められ
とてもわかりやすく、納得の内容でした。

受講者の中には
金曜日の私のセミナーと続けて
受講くださった方も何人か・・・

先生のお話の中に
私が金曜日にした同じ話が出てきたりもして
「あ、昨日も・・・」と言う小さな声が
後ろから聞こえてきたり・・・(笑)

石井先生の足元にも及ばない私ですが
向かっているところは同じ・・・
(いかにわかりやすく生徒に伝え、早く上達させるか・・・)
それを強く感じたセミナーでした。

帰り際、石井先生に
「うちの元生徒なの。広大を出て今広島に住んでいるんだけど・・・」
と紹介された方が、なんと飯島君の同級生でした。

「え?じゃ、入試はシューマンのノヴェレッテン8番?」と先生に言われ
「そうです、そうです。忘れもしない、ノヴェレッテン8番!」・・・
とそんなことでも話が盛り上がりました。

石井先生と出会うもっともっと前から
生徒同士が受験会場で出会っていたなんて・・・
(受験の時も前後だったとか・・・)

世の中狭い~~!

先生といろいろお話したかったのですが
そうもしていられない!
O先生運転の車で
途中コンビニで買った「SOYJOY」(最近忙しい時のお気に入り!)を
かじりながら、練習会会場の南区民へ!

昨日はコンペティションC級、D級を受ける7人の生徒と
グランミューズ、デュオ参加の人たちの練習会でした。

みんなよく頑張っている生徒たちですが
やはり大ホールという大きな空間になると
いろいろ問題点も出てきます。

じっくり大きなホールで
自分の演奏を見つめ直すことができたのは
大きな収穫でした。

また今回も、お互いの演奏の感想を
「審査員席」となるところに座って書いてもらうこともしました。
(これは、横浜の江崎光世先生に勧めていただいて
 始めたことなのですが・・・)

他の人の演奏を客観的に聴いて
それを言葉にする・・・

そのことにより、いかに最初の数小節の音、フレージングで
印象が決まってしまうか・・・
拍感のあるかないかで、聴く側の心地よさが変わるか・・・
バランスの良し悪しで、メロディーの伝わり方が変わるか・・・
が実感できたのではないかと思っています。

それにしても・・・
この子達はこうして他の人たちの感想を書くことに
ずいぶん慣れてきたこともあり・・・

ちょっと見せてもらっても、
短い時間でなかなか的を得たことを書いている!
すごい!!
耳がよくできてきたんだなーと感動しました。

で・・・泣いても笑っても
来週末からコンクールがスタートします。

今日も今週も、最後の調整に生徒たちがやってきます。
私も、耳も気持ちも、精度を高めて行かなければ!

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