コンペ予選終了!
2008.7.7
この土日で、広島でのコンペティションの予選も
すべて終了しました。
うちの生徒たち・・・
この土日は優秀賞3、奨励賞2という結果でした。
最終的に本選に進む生徒はソロ6名、デュオ4組
と言うことになりましたが、
惜しくも予選通過とならなかった生徒たちも
本当に良く頑張った!
この数ヶ月の努力はそれぞれの大きな力となったと思います。
また次のステージに向けて、頑張って欲しいです!
今回のコンペティションで感じたことは・・・
私はコンペ参加に関しては
「同時に4時代の作品を勉強することに意味がある」と思っているので
課題曲をそれぞれ決めたら、
予選までに4曲を仕上げることを義務付けているのですが、
毎年1人2人は「予選曲で精一杯・・・」という生徒が出てきます。
ですが今年は違った!
全員あっという間に4曲仕上げて
毎回レッスンにも持ってきました。
ソロ参加者のうち5名はデュオとの掛け持ちでしたが
そのデュオ曲の予選、本選曲ももちろん、
そしてユースと掛け持ちの生徒はその曲も・・・・
その上ほとんどの生徒は
エチュード、スケール等もきちんと練習してレッスンに持ってきました。
特にB級参加のMちゃんは
コンペのB級課題曲のほとんどすべての曲をこの数ヶ月で仕上げたし
D級のYちゃんは、5月のステップで課題曲4曲を暗譜で演奏しました。
このコンペの取り組む姿勢だけを見ても
みんな力をつけてきたなーと言うのを実感します。
将来に確実に繫がる力です。
またD級に参加した4名は・・・4人とも中1です。
環境が激変し、クラブ、試験、塾・・・と大忙しの中
きちんとピアノと向き合ってくれた、というのも
嬉しいことです。
他の先生たちと話しても、
「うちの子、小学校の時あんなに頑張っていたのに、
中学生になると忙しいと言ってピアノに見向きもしなくなって・・・」
と言うような話をよく聞きます。
コンペのD級の参加者が激減するのも
それを物語っていると思います。
親の支配下から少しずつ離れるこの時期、
ちゃーーんとピアノに自分の意思で取り組める・・・
大きなコンクールに挑戦する・・・
と言うのは、本当にすごいことだと思います。
そんな生徒が今回4名もいました。
これは私にとっても大きな宝物です。
大事に育てていかなくっちゃ!
毎年のことながら、泣き笑いの予選でありましたが
私も生徒もまた成長させてもらった数ヶ月でした。
さ、次に向かってまたスタートです!
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“コンペ予選終了!”へのコメント
1 こんこん 2008-07-23 / 23:32:50
kiku先生
おひさしぶりです。我が家の息子は、この春高校生になりました。
最近、コンクールに本人の意志で出場しました。
もう高校生なので、練習も本人に任せ、私は一切口出ししないようにました。
自分で出場を決めたのだから、必死で練習するのかと思えば、
現実は、家庭学習、クラブ、塾に時間をとられ、あまり練習しませんでした。
結果は入賞はしたものの、一番下の賞。
中学生までは、本番ではのびのびと演奏していたのに、
今回のコンクールで、初めて「あがる」という事を、経験したそうです。
終了後、息子は「コンクールはこれでおしまい。今後は僕の弾きたい曲を楽しく弾いていきたい。これ以上、うまくなりたいとも思わない。
それに、ピアノよりもやりたい事がある。」と、言ってました。
「これ以上、うまくなりたいと思わない」には、私はちょっと複雑な気持ちになりました。