コードネーム
2003.4.25
昨日は樹原涼子先生の講座に行ってきました。
「はじめから子供達にコードを教えよう!」という内容ので講座で、
とーっても目からウロコの内容でした。
樹原先生のおっしゃるところの
「音楽の仕事で、
何ヶ月か後のコンサートでピアノを弾いてください、という仕事よりも、
あるメロディーに伴奏譜は付いていないけれど伴奏をつけてくれだとか
この曲〇〇用にアレンジしてくれだとか、そんなことのほうがよっぽど多い。
その時にコードの知識があればどんなに楽か・・・」
と言うのは、本当にその通りなのですよね。
でもほとんどクラシックピアノを勉強する上では、
ごく1部のシステムを除いては
このコードのことなどほとんど出てこないのが現実で・・・
私も大学生の時に電子オルガンを習い始めて
初めてこの「コード」に出会ったのですが、
このことは、その後の音楽生活に役に立ったのなんのって・・・
(と言うよりも、これを知らなかったら
どんなにその後の生活がつまんなかったか・・・)
ただしレッスンの中で取り入れるとなると
なかなか「どのあたりでどう取り入れるか・・・」
と言うことに悩むこともあって
中学生くらいになって「コードのこと知りたい!」という子に対して
特別に教えたりするだけだったりしたのですが・・・
でも昨日の講座は習い始めの小さな子達にも
「これがCって言うんだよ~。で、こっちがCマイナー・・・・」と言うように
響きの違いからコードの名前もインプットさせていく・・・
と言うやり方・・・
「長3和音」だ「短3和音」だ言うよりも、
コードネームで教えていく方がはるかに合理的で、
楽曲分析したりする時も簡単ですよね。
(ただ、昨日の講座では、マイナーセブンフラットファイブだの、
アッドナインスなんて言葉に、クラシック一筋の先生は
ポカ~ン状態だったみたいですが・・・)
は~・・・それにしても、ピアノを教えるって、
楽譜の読み方、ピアノの正しい奏法、
レパートリーも持たせてあげなくっちゃ・・・
楽語も教えて、作曲家のこと、曲のこと、その時代のこと・・・
で、コードネーム・・・
やれやれ、たーいへんだ~・・・
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