豪雨・・・

2018.7.9

土曜日の未明・・・午前3時ごろでしたでしょうか・・・
激しい雨音で目が覚めました。
ずっとずっと降り続き、それからは眠れませんでした。

土曜日、日曜日とコンペティションの広島中央3、
広島では最後の予選がありました。

金曜日から「特別警報」が発令されていた広島・・・

本部からは「基本的に開催」との連絡は来ていましたが
本当に開催していいのか・・・考えているうちに朝が来ました。

私は土曜日はずっとレッスン、日曜日はスタッフとして会場に行く予定でしたが
いてもたってもいられなくなり、
すぐに生徒さんたちにレッスンをお休みの連絡をして、会場に向かいました。
中には土曜日午後や日曜日に本番を控えた生徒もいましたが
みなさんお休みを快く了解してくださいました。

会場に着くと、やはりスタッフの先生も
会場に来れない方が何人かおられました。
本来5名の審査員も、広島に辿り着けない方も出て
結局土曜日は3名での審査となりました。

特例措置で、時間に遅れて到着しても
その部が終わるまでに来られたら通常通り演奏して頂く
という事になりましたので
私の仕事は、遅れた方をどこで演奏して頂くか決めることと
それをきっちりと司会、審査員に伝えること・・・
採点表がぐちゃぐちゃになり、審査がおかしくなることだけは
絶対に避けなければ・・・それだけを思って一日過ごしました。

結局4分の１の方が欠席、遅れてこられる方も何人かおられました。

遠方から何時間もかけて、危ない思いをしながら
来られた方もおられました。

2日間、何とか開催したものの
素直に喜べない自分もいます。

本当にこんな中、開催したことが正しかったのか・・・
本部が「開催」と言っても、
こちらで「無理です」と伝えれば良かったのでは・・・と言うこと・・・

想像をはるかに超える各地の悲惨な状況を知ると
ぐるぐると後悔の思いが広がります。

「こんな時に開催は非常識」と思われた方も
多いと思います。
本当にそうです。

とっさの判断・・・できませんでした。
まさかこんなに大きな被害が出るとは
想像ができませんでした。
本当に申し訳ないと思っています。

今後このようなことがあった場合、どうするべきか・・・

今のこの思いを、次に生かそうと思います。

被災された方、心よりお見舞い申し上げます。

今回参加できなかった皆さま・・・
本部が追加開催について検討中と聞きました。
個別に連絡が行くと思います。
もう少しお待ちください。

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