オペラ

2003.5.12

昨日は、大阪森ノ宮に
友人が出演するオペラを見に行ってきました。

ヨハン・シュトラウスⅡの「ジプシー男爵」
主役のザッフィー役･･･

彼女とは音楽高校時代の同級です。

彼女の歌声を聞くのは、私の結婚式で歌ってくれて以来かな～･･･
もう１８年も前のことになります。

もう関西では何度も主役を張っている彼女･･･
さすがだな～と思いながら昨日は聞き惚れていたのですが･･･

先ほどかかってきた電話は、カエルの潰れたようなひどい声でした。

実は３日ほど前、風邪をひいた～･･･とメールがあったのだけれど、
それが昨日はひどくなり、
本番前はほとんど声が出ない状態だったんだそうです。

それでも代役がいるわけでもなく、決死の覚悟でステージに立ったとか･･･

「もうどうしょうかおもーてなー、半ば放心状態やったんやでー。
でもなー、不思議やなー･･･
ずっとずっと練習してきてたやろ。
ステージに立ったら声出たんやで。
で、頭真っ白なのにな、体も自然と動いて、台詞も出てきたんや。」
と言っていました。

すごいな～･･･プロってすごい！

あれ？とは思った瞬間はあったけど、ほとんどわからなかったですもん。
さすがうまいな～･･･と思って聞き惚れてました。

ステージが終ったあとは、ベストな状態でステージに立てなかった悔しさと
なんとか大役を終えた安堵で、大泣きだったんだそうです。

お疲れさん！よく頑張ったね！･･･とここからも声をかけてあげたい･･･

同い年の女性がああやって頑張っている姿･･･本当に励みになります。

それにしても、声楽家って大変･･･
風邪をひいたら楽器がぶっこわれたのと同じことになってしまうんだもんね･･･

で･･･そのあとは三宮に場所を移し
一緒に行った神戸の折田さん、
大阪の石嶺先生、神戸の佐藤先生と４者会談（？）でした。

美味しい料理、美味しい日本酒をグビグビ、わいわい･･･
楽しい夜を過ごしました。

関西には、気の合う仲間がいっぱいです。

大阪行きの新幹線の回数券、買っとこかな～･･･(^-^)

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