カワイ音楽コンクール全国大会

2010.7.27

横浜のみなとみらいホールに
カワイ音楽コンクールの全国大会を聴きに
行っていました。

プログラムをいただいて・・・

いや~、さすが全国から選ばれた人たちです。

小学生でこんな曲を弾くのか・・・!!

ラヴェルのソナチネ、
ドビュッシーの前奏曲、
ハチャトゥリアンのソナチネ・・・

また演奏を聴いてびっくり!
なんと完成度の高いこと・・・

聞けばピティナ全国大会の
昨年の金賞受賞者などもいるとかで・・・

すごい筈だわ・・・

ただ、このコンクールは
全国大会は課題曲と自由曲と言う組み合わせで演奏され、
今回のコンクールのために委託された曲もあったのですが、
そちらは・・・うん?という部分もありました。

審査員の播本先生もおっしゃっておられましたが
今や音楽を聴く環境はとても整ってきて、
既製の曲はいくらでも
質の高い音源を聴くことができますが、
全く音源のない曲を楽譜だけから読み取ると言うのは、
本当に難しいことなのだなー、と再認識しました。

で、うちの生徒ですが
残念ながら入賞には届かなかったのですが
参加者の中で最年少だっにのも関わらず
大健闘してくれました。

大変な集中力で客席の人を引き込み、
とても魅力的な演奏をしてくれたと思います。
今回の経験も
彼女の大きな宝物の1つになったと思います。
今後がますます楽しみです!

そしてもう1つ・・・
播本先生が講評の中で言っておられたこと・・・

この地球上には
少年兵士やストリートチルドレンが
あふれていると言うこと・・・

死と隣り合わせ、
食事も充分に取れず、住むところもない子供達が
世界中に何千万人もいると言う事実です。

片や、こうやってピアノを勉強していけるという
幸せな子供達もいます。

平和な国に生まれ
こうしてステージに立つ子供たち・・・
そして子供にピアノを習わせてやれる親御さんたち、
ピアノ教師と言う職業を続けていける私たち・・・

決してこれは当たり前のことではないということ、
忘れないようにしなければなりません。

そしていつも、周りに感謝の気持ちを忘れずに
過ごさなければいけません。

素晴らしいホールで
素晴らしい演奏をたくさん聴き、
素晴らしいお話を聞き・・・

満ち足りて最終の飛行機で帰ってきました。

で、さっそく今朝からレッスンです!

たくさん得たものを、
生徒達に何かの形で還元せねばね!

10.7.24

2.コンクール | コメント

“カワイ音楽コンクール全国大会”へのコメント(2)

  1. 1 kaoru 2010-07-27 / 14:35:28

    全国大会、お疲れ様でした。
    私も娘の参加に付き添って、昨日同じ会場にいました^^
    素晴らしかったですよね!圧倒されました。
    地区本選会で最優秀賞をいただいた娘も、今回は箸にも棒にも
    引っかかりませんでした。
    みんなの、表現力の素晴らしさ、ピアノに対する思いの強さ。。。
    常に受身な娘の、大きな課題を見せつけられました。
    次回からはAコース参加の娘ですが、実力の限界が見えてきつつありますが、またあのステージに上がれることを夢見て、頑張ってほしいです。
    生徒さんはMM子さんですよね?^^娘が少しおしゃべりしたみたいです☆

  2. 2 kiku 2010-07-27 / 21:17:24

    kaoruさん
    昨日はお疲れさまでした!

    ヴィラ=ロボスを弾かれたSさんですね。
    箸にも棒のもなんて、そんなことないですよ~
    あの難解な曲を、とても楽しくまとめておられ
    感心しました。

    で、子供たち、すっかり仲良くなって
    すごく楽しそうでしたね~~

    あのコンクールは
    リハが終ってから親たちは立ち入り禁止
    子供達だけで過ごす、って言うのがいいですね。

    全国にお友達が出来ますよね。

    またどこかでお会いできるのを
    楽しみにしています。
    今度は声をかけてくださいね!