呼吸について・・・

2010.12.11

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まずは・・・先日の広島中央のステップの様子がアップされました。
   ご覧下さい!!⇒ここです。
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先日のゴルラッチ氏の演奏・・・

とても姿勢が良く、
余計なアクションなどなく、
自然で美しいフォームでの演奏は
とても見ていて気持ちの良いものでした。

そして印象的だったのが・・・
「呼吸」です。
厳密には「鼻息」・・・でしょうか・・・(笑)

次のフレーズに入るとき
「ス~~ッ」と言う呼吸が会場に伝わってきます。
深い深い呼吸です。

私の席よりずっと前に座っていたUちゃんに
一昨日のレッスン時
「呼吸聴こえた?」と聞くと
「聴こえた!」と言っていました。

彼女は最近スケルツォの2番を練習していたところで・・・
特にフォルテの前での「深い呼吸!」は
うるさく言っていたところでした。

一流のピアニストの呼吸を目の当たりにして
きっとどれだけそれが大事なことか
身を持って感じてくれたことでしょう。

そして先日の室内楽のリハーサルでも・・・
参加者の子供達が弦の奏者の方に言われていたのが
「呼吸」です。

「しっかり呼吸をしてくれるとね、私達合わせやすいの・・・」

ピアノは1人で演奏することが多く
また管楽器のように息を送り込む必要もないので
「呼吸」がなくても弾けてしまう楽器です。

ですが、やはり呼吸のない演奏には
「歌」がなく、「フレーズ」もなく、
生きた演奏にはならないのです。

どうすれば、それが
「先生に言われたからする」のではなく、
小さい頃から弾くことと呼吸をセットにできるか・・・

ピアノを始めたその日から・・・
「歌いながらピアノを弾く」の大切さを
痛感する今日この頃です。

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第21回プチコンサート

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