ブラボー!

2011.6.10

先週の日曜日
コンペを受けた生徒の講評用紙・・・

とても印象に残ったものが
1枚あります。

Yちゃんが頂いた1枚です。

「音楽的でセンス良く、
 バランス、テクニックも100!!

 ブラボー!

 演奏会のようでした。素晴らしい!!」

文字の様子からも、本当にこの先生が
Yちゃんの演奏に感激してくださった様子が
にじみ出ています。

良い得点を頂けた事、予選を通過できたこと
もちろんそれも嬉しいことだけど、
こうやって聴いて下さった方に
喜んで頂けた・・・これが何より素晴らしいと思うのです。

審査の仕事をさせて頂いて・・・

ここだけの話・・・大変な思いもします。

良い、悪いだけでは当然ダメで
何がどう良いのか、何がどう悪いのか・・・

短時間でわかりやすく書かねばなりません。

当然その人の演奏の背後には
熱心にご指導されている先生、保護者の方・・・
いらっしゃるわけで、
その信頼関係を失わないように配慮しながら
考えて書くように努めています。
もちろんそれが、今後のその方の成長に
繋がっていくことを願いながら・・・

長時間にわたると
心身ともに、疲れてきってしまうこともありますが
やはりその中で
素晴らしい演奏に出会うと
「あ~~~・・・」と疲れも飛ぶ思いがします。

ここに来て良かった、
ここに来て、この演奏を聞かせてもらって
良かった・・・と思います。

生徒達に・・・
そしてアドバイスレッスンに伺った先でも・・・

このことは一生懸命伝えたつもりです。

いい点をもらおうとか、
予選を通過しようとか・・・

そんなこととじゃなくてね・・・

せっかく数ヶ月、一生懸命曲と向き合って
自分の大事な時間を費やしてきたんだから・・・

会場にいる全ての人に
感激した~!
素晴らしかった!
ブラボー!!って言ってもらおうよ・・・と・・・

自分の演奏が誰かに喜んでもらえる・・・

きっとその積み重ねが
「ピアノをやってきて良かった!」と思えることに
繋がると思うのです。

うちの教室は
昨日調べてみると、
早くもこの週末がピークを迎えるようで・・・

中国ユースは小1,2年生が1人、
お隣の県で小5,6年生が1人・・・

コンペティションは3つの会場で
A1、B、D、E、Fと計8名!
デュオも2組・・・とたくさんの生徒達がステージに立ちます。

会場のみんなにブラボー!と言ってもらえるよう
心を込めて、
自分が積み上げてきたものを
思いっきり表現してきて欲しいものです。

今週のお花
11.6.8

ドウダンツツジ
ユリ(シベリア)
アジサイ

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