麻未さん&広響コンサート

2011.7.6

月曜日の夜は
咳がひどくって夜何度も目が覚め・・・

これはいかん!と
かかり付けの病院に行ってきました。

抗生物質を出すほどでもないね~と
痰切りの薬だけ下さったんだけど・・・

帰りながら
「今日コンサートなんです。咳が出なくなる薬下さい!」
と言えばよかったかな~と・・・

会場にはマスクと、咳止めトローチと
アリナミンVを持って・・・いざ出陣!
   ↑
 気合ですよ、気合!

で、「クックック・・・」とちっちゃな咳は出ましたが
何とか周りに迷惑がかからない程度でして・・・
良かった良かった・・・

麻未さん
ますますきれいになられてました。

受賞後、周りが一変し、
いろいろな取材を受けたり、
出会う人も大きく様変わりしたと思います。

その中で、人としても
大きく成長されたのだろうなーと思います。

そして、ラヴェルのピアノコンチェルト、
そして左手のためのピアノコンチェルト・・・
いや~、どちらも素晴らしかったです。

特に私が感銘を受けたのは
左手のためのコンチェルト・・・・

卓越したテクニックはもちろんですが、
ラヴェルが戦争で右手を失ったピアニストのための書いたこの作品・・・

大きな力に翻弄されるその当時の人々の
憤りとか怒りとか・・・

ラヴェルが訴えたかったであろうものが
麻未さんの肉体を通して沸いてくるような感覚でした。

深く深くこの曲と向き合って来られたんだろうな・・・
そんなことを思いながら聴かせて頂きました。

これからの麻未さんの活躍
本当に楽しみです。

そして、もう1つ楽しみだった・・・
飯森範親さんの指揮です。

ダイナミックかつキレのある指揮・・・

な~るほど、こんな時はこんな風に振るのか・・・
とじっくり見せて頂きました。
(コンチェルトの時は、麻未さんに釘付けなので
 1曲目のドビュッシーのときですが・・・)

時々生徒に言っている事・・・

ピアノのソロ演奏には指揮者は付かないからね。

自分の中に指揮者がいなくっちゃね・・・と・・・

指揮を見ることは
とーーっても良い勉強になりますね。

みなさん
オーケストラの演奏会にも、
たくさん行ってくださいね~~~!

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