コンクールの舞台裏

2004.7.30

生徒を地元のコンクールに初めて出したのは、
もう15年くらい前になるでしょうか・・・

それからも、いろいろなコンクールに参加させてきましたが・・・

やはり気になるのは
「舞台裏はどうなってるんだろう・・・」と言うことです。

ぶっちゃけた話し、
「裏取引なんてないの?」
「ちゃんと公正な審査してるの?」・・・

生徒を参加させる先生、子供を参加させる親御さんは
少々は気になることではあると思います。

国内で1~2を争う有名なコンクールや
国際的に名の知れたコンクールでも、
実は裏がある・・・みたいな噂は時々聞きます。

それが単なる噂なのか、本当なのか・・・
もちろん我々には真偽の程はわからないのですが・・・

ただ、参加させる立場としては、
国際的なコンクールであろうと、
地元の小さなコンクールであろうと
不正なんて絶対絶対にあってはならない!

全てにおいて公正なものでなければ、
生徒を参加させるわけには行かない!・・・当然そうなのです。

もちろんそれは、自分自身がその舞台裏まで入っていかないと
本当の意味で確認できるものではありません。

ステップにひょんな事から関わるようになった関係で
PTNAとはご縁ができて、
最近は広島中央支部主催のコンペティションの
お手伝いをさせて頂くようになりました。

そして初めて裏側から
コンクールを見ることができるようになったのですが・・・

自分の目で確認したこのコンペ・・・
もちろん私は広島中央支部のことしかわからないけれど・・・

不正など、微塵もありません。
そのあたりのことは、胸を張ってここでお伝えできます。

まずは成績の集計・・・

我々生徒を出している人間がスタッフには入っていますが、
成績処理には全く手出しはしません。

すべてここの支部の場合は
事務局であるヤマハの社員(調律の方です)が担当します。

他のスタッフは、集計しているPCにも近づきません。

また、PTNAの場合、ステップもコンペも
地元の審査員はいません。
すべて他地区から来られた方です。

「自分の生徒を審査する」と言うことも発生しません。

もちろん、我々の個人的に知っている先生が審査に来られる・・・
と言うこともありますが、
極力全ての審査が終るまでは審査員との接触は避けています。
「知らんぷり!」です。
で、途中のお茶出しなどの接待も、すべてヤマハの社員が行います。

ですから「うちの生徒が何番目なので、どうかよろしく!」
なんてことも、天地神明に誓ってありません!

どうかどうか、PTNAに参加させている関係者の皆様、
そのあたりはご安心くださいね。

もちろん「100mを何秒で走るか」と言うのとは違い
人間が評価するという曖昧さが付いて回る世界です。
個人の好み、曲の解釈などなど・・・
万人の納得する結果が出ると言うことには
ならないこともあります。

ですが、参加者にお伝えすることのできないようなことは
全くもってありませんので・・・

我々自身が、このコンペが公明正大なものであって欲しいと
1番強く思っているのですから・・・

どうか、ご安心下さい!

それよりも・・・今の心配事は・・・
迫ってきている台風ですね~・・・

明日の午後から明後日の午前中にかけて
広島に最接近するとか・・・・

その明後日の1日の朝から
広島本選がスタートするのです。

審査員の方々、参加者の皆様、
無事に会場までたどり着ければいいのですが・・・

本選ともなると、遠方から来られる方も多いので・・・
とても心配です。

どうか、参加者の皆さんが今まで頑張ってきた成果が
無事にきちんと発揮できますように・・・

私は2日の日にお手伝いに行きます。
一生懸命スタッフの仕事も頑張ります!

もし中国Ⅰの本選に参加される関係者の方で
これをお読みの方がいらしたら・・・

どうぞ気をつけていらしてくださいね!

会場でお目にかかれるのを楽しみにしています!
(私は・・・たぶん舞台裏でちょろちょろしていると思います・・・)

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