指導者の力・・・

2004.8.19

連日のオリンピック・・・

眠い目をこすりながら見続け、
時間切れの場合は、朝テレビに飛びついて
結果を見ては一喜一憂してます。

すごいですね~・・・
柔道、水泳、体操・・・

そして素晴らしい成績の後ろに、
偉大な指導者の影を感じては、
う~~~ん!と唸っています。

特に・・・体操の選手を育てたコーチの話・・・

小中学生の時に基礎をみっちり身に付ける・・・
大技はその後からでも、充分マスターできるから・・

映像では、小学生の子が
バケツに足を突っ込んで、同じところをくるくると回り続ける
あん馬の練習風景が映っていました。

これは・・・ピアノも同じだな・・・

小学生の時に、いかに基礎的な指作りをしておくか・・・

いくら豊かな音楽性があっても、
抜群のリズム感があっても、
それを鍵盤に伝えるツールとしての指ができていなければ
音楽として世の中に現れてはくれないのです。

この「指作り」は、スケールやハノンのような
単調な繰り返しの練習が、不可欠だと思います。

そしてそれを、ある程度時間をかけてやらければ
なかなか身につかない・・・

ただ・・・全ての子にそれを長時間強要する事は・・・

う~ん・・・
「ピアノって、くそ面白くもない・・・」
ってことにもなりかねないのです。

まず・・・相手を知ること・・・

そして、その子に適した
ぎりぎりの練習メニューを組んでいき、
心と体をバランスよく引っ張っていく・・・

良い指導者と言うのは、
そのあたりの引っ張り加減が
抜群にいい方なんだと思います。

そんなことを思い
我が身を反省しつつ・・・

まだしばらく、寝不足が続きそうです。
(ついでにビールの消費量も・・・増えたな~・・・(・・;))

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