見解の違い・・・
2002.10.2
うちの父・・・現在75歳です。
昨日はゴルフ仲間4人で山口までゴルフをしに行き、
そのまま実家の大島まで足を伸ばして、夜は男4人で大宴会・・・
今日は二日酔いで帰ってくるのかなと思いきや、
さきほど、「おーい、天気がいいんで今日も1ラウンド回って帰るけーのー」
と電話がありました。
なんと元気な人達だ・・・
月に4~5回は行っているかな・・・ゴルフ・・・
7月8月の猛暑(酷暑)の中でも平気です。
その父が先月15日の敬老の日、
町内の「敬老会」に初めて呼ばれて行って来ました。
昼食とビールが出て、何やら慰労の催しがあって・・・
お土産も頂いて帰ったのですが、
そのお土産の中に、子供たちが作った手作りの「しおり」がありました。
可愛い文字で「いつまでも、長生きしてください・・・」
と書いてあったのですが・・・
父はそれを見ながら
「ちょっとこれは、はっきり言って複雑な気持ちがするのー」
と言っていました。
そうだろうと思います。
娘の私が見ても、複雑な気持ちです。
ゴルフの他にも、毎日のように近くのスポーツクラブに通い、
水中エアロ、水泳を日課にし、
この春パソコンを始めたかと思えば、
もうインターネットもメールもばりばり・・・
最近はエクセルで、私の教室の経理のことまでやってくれてます。
まだまだ頭も体もピンシャンの父に、
「長生きしてください」何てコメントは、どう考えてもしっくり来ず・・・
いつだったか新聞に新藤兼人監督だったかが、
「老人ホームと言えば、自然の豊かな田舎に建設して、
たまに幼稚園の園児が慰問に訪れて・・
そうすれば年寄りは喜ぶと思っているらしいが、
私は銀座のど真ん中、
そして銀座のママさんたちがたまに花束を持って訪れる、
そんなホームの方が何倍も嬉しい。」
と書いておられました。
そうかもしれないですよね。
一生懸命しおりを作ってくれた小学生には悪いけれど、
「年寄りはこんなことで喜ぶ」と思いこんで企画をする、
その役員な方々に、見解の違い・・・というんでしょうか、
そんなものを感じます。
もちろん父には孫もいて、電話をかけると
「みくしゃんでしゅか~・・・広島じーやんでしゅよ~・・・」
とでれでれになっている父ですが、
他の人から年寄り扱いされるのはまっぴらごめん!
という訳です。
で・・・
私も気をつけなくちゃなーと思っています。
うちに来ている70代の生徒さんお2人・・・
以前このHPでも「2人のおばあちゃま」何て書いてしまったけれど・・・
新しいことにチャレンジされている、素敵なこのお2人の女性を
「おばあちゃま」なんて呼んではいけませんよね。
反省反省・・・
で・・・
私自身も・・・
年令的には誰から見ても、立派なおばさんですが・・・
じぇーんじぇんおばさんなんて意識はありません。
誰かに「おばさん」なんて呼ばれた日にゃあ、
即ぶっとばしまーす!(^-^)
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