ペダル講座!

2012.7.11

昨日はヤマハ広島店サロンで
松本和将先生のペダル講座がありました。

あまり広いスペースではないので
人数も限られており、
ここでお知らせすることもできず・・・スミマセン!

レッスンでもよく登場する
ショパンのイ短調のワルツや
幻想即興曲、バラードの3番
あと、ドビュッシーのアラベスク第2番や
ゴリウォークのケークウォークなどなど・・・

先生、靴をお脱ぎになり、
靴下のまま、実に細かく、
演奏、そして説明をして下さいました。

「余韻のペダル」
「音を膨らませるためのペダル」
「強弱のためのペダル」
「トリルのためのペダル」
などなどです。
ペダルをON,OFFだけでなく、どのタイミングで
どのくらいの深さ踏み込むか・・・
そして、タッチやハーモニーの変化との組み合わせ具合・・・など・・・
とても細かく、微妙なニュアンスも丁寧に
お話し下さいました。

いつも松本先生の演奏を
「すご~~~!」と思って聴いていますが、
その演奏には、
ペダル一つをとってもここまで綿密な「こだわり」があるのかと
感動しました。

それは、
例えば絵画の場合の・・・

巨匠と言われるような人の絵は、
例えばその絵の中の背景の、小さな小さな花にでも
その色や、花びら一枚一枚が念入りに、
こだわりを持って書かれているのと同じなのかな・・・

そんなことを感じながら、
2時間聴かせて頂きました。

そして最後に言われたこと・・・

ペダリングのことを細かく話しましたが・・・
ペダリングが全てでもない。
タッチが全てでもない。
解釈が全てでもない。
一番大事なことは、
曲に対するイマジネーションをどう持つか・・・
それらはその「助け」になるだけのもの。

と言うお話です。
う~~ん!!!

松本先生のセミナーは
まさに「プロの極意」を惜しげもなく我々に
伝えて下さり・・・
本当にいつも頭が下がります。

またちょくちょくこう言うセミナー
お願いしたいです。

ようこさ~~ん!(←今回企画して下さったんです!)
よろしくお願いしま~す!

と、ここで叫ぶ。(笑)

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