お手玉
2005.4.22
今日、5月からの新しい生徒さんたちに渡す
「お手玉」を取りに行ってきました。
藤原亜津子先生考案の、あの「でっかいお手玉」です。
いつも私は神戸の折田さんのお母さん(広島市在住)
に作って頂いています。
今回も、色とりどり、スマイリーやドラえもんや、
子供達の喜びそうな絵柄をふんだんに入れて
作って下さいました。
和裁をずっとなさっていた方だけあって、
縫製もとってもしっかりしていて安心です。
縫い目ひと目ひと目に、とっても愛情を感じて
手に取ると、それが伝わってくるようです。
このお手玉、
3、4歳のおちびちゃん達中心に使っています。
最初重たそうに持って、上に放り投げることすらできない子達が
少しするとポーンと高く上に投げられるようになり、
そのうちそれを片手でできたり、
リズムに合わせて両手で行ったり来たりさせたり、
最終的には私が2~3m先から放り投げるのを
片手でキャッチできるまでになってきます。
この「お手玉」を自由に操れることが
私は「鍵盤を実際に弾くことが可能な時期」
と捉えています。
ここまでのことができると言うことは、
腕、手首の関節もしっかりしてきて、
手の内側の筋肉もつき、指の筋肉もある程度ついてきた証拠です。
これすらないままにピアノを弾くと、
結局は手の支えもできず、
指を伸ばしたまま手首を上下に振り回して音を出す・・・
と言うことになりがちなのです。
と言うことで、初歩の子達の指導に
なくてはならないこのお手玉・・・
5月の最初のレッスンでは箱に入れたまま、
「どれでもいいよ。1つ好きなのを選んでね。」
と言って子供達に差し出そうと思っています。
目をランランとさせて、
どれにしようかと選ぶ子供達の様子が目に浮かびます。
可愛いちびっ子達のレッスンスタート・・・
とても楽しみです!
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“お手玉”へのコメント(2)
1 渡邊 2009-12-09 / 21:09:15
このお手玉販売して頂けるのですか?
2 kiku 2009-12-09 / 21:51:57
すみません!
販売していません。