嬉しい知らせ

2005.6.20

小学5年生のMちゃんは、
この春に、県北の吉田町と言うところに
引っ越して行きました。

今後もうちの教室に通いたい、と言う本人の強い希望で
月に1度、レッスンとグループソルフェージュを受けに
遠路はるばるやって来てくれています。

彼女は昨年、PTNAコンペティションに初挑戦、
優良賞を頂いたこともあり、
今年もまた!と張り切っていたのですが、
月1のレッスンでは、ちょっとコンペの課題曲をみるのは
厳しいなー・・・と言うことで、
今回は地元新聞社主催のコンクールに出てもらうことにしました。

昨日がその本番・・・
彼女の住む地区指定の会場は三次と決められており、
あまりに遠いので
私は応援には行けなかったのですが・・・

夕方になっても結果の電話がかからず、
あ~、ダメだったんだな~と思っていたら、
夜遅くにやっとかかってきました。

今にも消えそうな声で・・・
「先生、自分としては、うまく弾けたんだけど・・・」

「ん?うまく弾けたけど、だめだった?
 そりゃ仕方ないよ。そういうこともあるよ。
 でも自分で満足に弾けたんなら良かったじゃない・・・」

「いや・・・あの、結果発表が遅い時間だったので、
 家に帰るのが遅くなるので(会場と彼女の家ともかなりの距離・・・)
 結果を聞かずに帰ったんです。
 先生は結果知りませんか?」

「え?結果?・・・そりゃ知らないわ~。
 明日新聞社に電話して、聞いておいてあげるから・・・」

と言うことで、今朝さっそく新聞社内の
コンクール事業部に電話して聞いてみました。

なんと結果は「金賞」・・・あれ~、びっくり!

学校から帰って来る頃を見計らって
彼女に電話して知らせると、とっても喜んでくれました。

そして、これから8月の本選に向けてまた頑張る!
と、大きな声で宣言してくれました。

このMちゃん、ピアノを始めたのは
小学2年生になる少し前です。

それまで音楽教室の類も一切行っておらず、
全く1からのスタートでした。

レッスンを始めてすぐの頃に受けてもらったステップが
えらく気に入ったようで、
半年に一度飛び級しながら
どんどんと上のステップを取って行ってくれました。

その結果いつの間にか、
コンクールにも挑戦できるようなレベルになり、
昨日のこの結果にも繋がりました。

ステップに育ててもらったといっても
過言ではないな・・・

それにしても、3年と少しで
よくぞここまで来れたものです。

子供達の持つ無限の可能性に
改めて感動・・・です。

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