フィギュアスケート

2006.2.24

フィギュアスケートの大会を見ていて
ピアノのコンクールとの類似点を感じる人、
多いのではないかと思うんです。

技術だけあってもだめ、
表現力だけでもだめ、
両方のバランスが取れた人のみが
高い評価を受けるのです。

そして計測器ではなく、
人間が評価して勝ち負けが決まることも・・・

スケートリンクにひとたび立てば、
たった一人で数分間を戦わなければなりません。
そしてその数分間は、
その人が毎日毎日気の遠くなるような練習を
積み重ねてきた証し・・・
初めてシューズを履いたその日から、
ピアノの場合だと、初めて鍵盤に触れたその日からの積み重ねが
その数分間に集約されるのです。

今朝、5時に目覚ましをセットして
テレビの前に正座して見ました~~!

感動でした!

荒川選手・・・
昨年のNHK杯や全日本の時から
この人はただものじゃない・・・と思っていたけれど・・・
やはりやってくれました。

しなやかで、それでいて研ぎ澄まされた滑り・・・
素晴らしい!の一言に尽きます。

でもこの人、8年前の長野五輪の時には
それほど話題にもならなかった・・・ですよね。

長野の惨敗、ソルトレークの代表漏れ・・・
挫折がこんなにも人を強くしなやかにするのですね・・・

今日の生放送の最後に
司会の人が言っていたこともとても印象的でした。

今回棄権をしたアメリカのミシェル・クワンの言葉・・・

オリンピックの金メダルは夢だけど
夢は叶っても素敵だし、
叶わなくても素敵。
大事なことは、夢に向かって努力すること・・・

ピティナのコンペティションの課題曲発表も
そろそろとなってきました。
地元のコンクールと合わせ、
「出ます!」と参加表明する子がすでに何人か出てきました。

昨年2人も全国大会に参加できた子が出たせいか
「今年は東京まで行く!」とテンション高い子も・・・(笑)

夢は叶っても叶わなくても
素敵なんです!

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