「Corecciocchi(コレッキオッキ)」

2006.3.24

「Corecciocchi(コレッキオッキ)」
(←詳しくは3月2日の日記をどうぞ!)
が今日でした!

私の生徒さんも、有難いことにたくさんチケットを買ってくれ、
楽しみと不安(?)で今日を迎えました。

何が不安って・・・

さとし君は「子供でも楽しめるコンサート」って言ってたけど・・・
現代音楽でしょ?
大人でもわけがわからんものが多いのに、
大丈夫かしら・・・

会場に着くと、昼の部と言うこともあり
小さな子供たちもたくさん来ていました。

幼児・・・と言うよりも乳児に近いような子も・・・

開演までビービー泣き声が聞こえていたのに
開演と同時に流れてきたドックンドックンと言う心音で
ぴた~~っと泣き止んだ!
これには驚きました。

これは何かに使えるかも!(笑)

コンサートの内容は
なかなか一言では難しいのだけれど、
なかなかバライティー豊かで面白いコンサートでした。

特に面白かったのは、
音楽を色で感じることのできる作曲家の作品・・・
演奏と舞台照明とを一体化させてのステージは
とても楽しかった・・・
そして他にも、演奏を映像とコラボレーションさせたものなど・・・

私もよく生徒に「きらきらのお星さまの音、出してごらん」
とか、
「調が変わったでしょ。音の色も変えてみようよ。」
など言ったりします。

実際に目でそれらを確認できる演奏に出会い、
何か感じるものがあってくれたらいいなーと思いました。

このコンサートを企画した人たちのメッセージ・・・
もっと耳を澄ませてごらん・・・
もっと目を見開いてごらん・・・
もっと心を開いてごらん・・・
もっと音楽のすばらしさや可能性に出会えるよ!
・・・と言うことが、充分に感じ取ることができるコンサートでした。

私の生徒の最年少、4歳のT君も
客席のど真ん中で、体をゆらゆらさせながら
コンサートに聞き入っていました。

もしかしたら、子供たちの方が
純粋にこのコンサートを楽しめたかも・・・

今日に至るまで
さとし君とはチケットの受け渡しなどで何度か会い、
どんなに大変な思いをしているかも知っていたので、
本当に成功してよかった!と思っています。

ひきこもりや、ニートと言われる若者がどんどん増え、
できるだけ社会と接点を持たずに過ごしたいという人も多い中、
大きな企業に協賛を仰ぎ、
いろいろなメディアを使い、たんさんの人を動かし、
安価でできるだけみんなが楽しめるコンサートをと
一生懸命頑張った若者たちに
大きな拍手を送りたいと思います。

その中に私の元生徒がいたことも
とっても嬉しい!

さとし君達、
今頃打ち上げで盛り上がってるんだろうな~・・・(笑)

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