ドビュッシー作品の解釈と演奏法

2007.4.22

今日、青柳いづみこ先生の
ドビュッシー作品の解釈と演奏法という講座に
行ってきました。

大雨の中、会場には座る場所を探さなければならないほどの
いっぱいの受講生が来られていました。
青柳人気、すごい!

いづみこ先生の講座は、随分前
大阪音大まで聞きに行って以来です。

内容は、期待通りの素晴らしいものでした。

昨年の久元祐子先生の講座でも感じたけれど
この先生方の引き出しの多さには、ただただ感動です。

今、大阪音大の教授でいらっしゃるけれど・・・
授業も持っていらっしゃるのかしら・・・

こんな先生の講義を受けられる生徒たちって
本当に羨ましいです。

ただ・・・私もそうだったけれど
自主的にでなく「受けなければいけない授業」だったりすると
何の感動もなく話を聞いている・・・ってことになってるのでしょうか・・・
あ~、もったいない・・・

2時間半の講座、
最初はドビュッシーの生涯と人となりを・・・
全く初めて聞くような裏話も含めて、とても興味深い内容でした。

後半は「子供の領分」を題材にした演奏法・・・

ハイフィンガーの演奏法の功罪を含め
私がとっても興味を持っている「ピアノ奏法」も部分でも
納得!感激!・・・の内容でした。

特に「ポアンエ」と呼ばれる
腕を縦に切るようにして使う奏法など・・・
本当に興味深いものでした。

そして最後に、ドビュッシー自身が
ロールピアノに録音した「子供の領分」の演奏を
聞かせて下さいました。

決して音的には鮮明な音ではないけれど
本物の持つオーラというのでしょうか・・・
心臓が「ドクン」となるような演奏でした。

先生の素晴らしい演奏も含め、
あっと言う間の2時間半でした。

あ~、行って良かった!
いづみこ先生の本、また買い漁って
ゴールデンウィークに読むぞ~~!

4.コンサート&講座 | コメント

Comments are closed.