ピティナ広島中央支部総会

2016.3.12

昨日は、毎年この時期に行っている
ピティナ広島中央支部総会でした。

お決まりの役員改選、会計報告のあと、
いつもピア・ラーニングと称して支部会員の先生方何名かに
ご自分の活動などのお話をして頂いていますが
今回はちょっと趣向を変えて・・・

広島の2つの音大、
エリザベト音楽大学の垣内敦准教授と、
広島文化学園大学の末永雅子教授にお越し頂いて
「~音大の今~」と言うタイトルで講演を頂いたのです。

これはいろいろなピアノの先生方とお話していて、
意外とみなさん、ご自分が音大に行っておられた頃のことしかご存じなく
生徒から進路の相談を受けた時、
的確なアドバイスができていないんじゃないかな?
と思ったのがきっかけです。

お2人の先生にお願いしたとき、
「それは是非是非!」と快く引き受けてくださいました。

いつもはこう言う大学説明会は
高校の先生方対象になさっているそうなのですが、
例えばピアノで進学する生徒さんの場合などは
学校の先生よりも、ピアノの先生に相談する
と言うケースがずっと多いようにも思うんです。

で、お2人の先生方は、現在の音大の入試制度、
入ってからのカリキュラム、定期試験のシステム、
生徒たちがどんな学生生活を送っているのか、
卒業後の進路のこと・・・などなど、短い時間ではありましたが、
とても丁寧にお話しいただきました。

どちらの大学も、それぞれ特徴をもったシステムで、
入学した生徒たちが学びたいことをしっかりと学べ、
個々の生徒に寄り添ったカリキュラムで
のびのびと成長していく様子がとても良く伝わるお話でした。

特にどちらの大学も、音楽家としての成長だけでなく、
「人を育てる」ということに一番重きを置いておられるのが伝わり、
感動でした!

地元にこんな素晴らしい音楽大学が2つもあるのだから
もっとピアノの先生たちと大学の連携も深めて
広島の音楽文化がもっと発展するように
手を繋いでいかなくちゃいけないことを痛感しました。

その後は恒例の「豪華ランチ会」・・・
今年はリーガロイヤルホテルの中華ランチを
大学の先生方も交えてみんなで頂きました。

過去最多の49名の先生方がご参加くださいました。
支部総会、毎年どんどん盛り上がっています!

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