これからのいい男はピアノくらい弾けなくっちゃ！

いつの間にか発表会まであと2ヶ月となってしまいました｡今回の発表会、なんと10人もの男の子が参加してくれることになりました｡参加者のうち5人に1人は男の子です｡その昔、男の子の参加者と言えば､1人か2人･･･黒一点の○○君です！なんて紹介をしたこともあったような･･･ 　以前は男の子がピアノを習っているというと友達にいじめられるとかで、習っていることを内緒にしたり､発表会にも出たがらない子もいたものです。時代はずいぶんと変わり､うちに来てる男の子達は､学校の音楽室でみんなに演奏を披露したり、合唱祭では伴奏者や指揮者にも立候補したり、自分なりにピアノライフを楽しんでくれているようです｡ 　 　組織や会社の中で神経をすり減らし､それでも家族のために何十年も休みなく働きつづけねばならない男性にこそ､ピアノを弾いて心を癒すひとときを持って欲しい･･･と常日頃思っている私にとって､こうして彼らがピアノを続けてくれているのは､とてもうれしい事です｡ 　 　 これからもどんどんとピアノを弾ける男性が増えたら､世の中はもっと変わっていくかな−･･･それより何よりカラオケで「昴」なんか熱唱するオヤジよりも、バーの片隅のピアノで､「ちょっと酔ったから指が動くかなー」なんて言いながら､ショパンのバラードかなんか奏でるおじさんの方が百倍かっこいいな！･･･うちに来てる男の子達が、そんなかっこいいおじさんになってくれる日を夢見て･･･何としても私、長生きせねばなりません。